建築学専攻
本専攻では建築計画、建築史、建築設備、環境工学、建築構造、生産工学、土木工学、都市計画の7部門の専門分野を中心に、従来の建築・土木という垣根を越えた建設分野全体を視野においた幅広い領域の勉学が可能となっています。そして修了後に即戦力として活躍でき、行政、設計、技術開発など、あらゆる業務を遂行できるよう幅広い教育が行われています。教育研究上の目的・理念・ポリシー
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教育研究上の目的
建築学専攻は、豊かな建築・都市空間の創造を通して、人間文化の発展と持続可能な社会の実現に寄与し、環境の大きな変化と多様な価値観が共存する現代国際社会において、自然科学から人文社会科学におよぶ学際的視点を備えつつ、建築学にもとづく解決方法をもって活躍できる⼈材を育成することを、教育研究上の目的とする。
ディプロマ・ポリシー
建築学専攻では、①自然科学や人文社会科学を含んだ学際的視点を持ち、②豊かな建築・都市空間を創造することで持続可能な社会の実現に貢献し、また、③多様な価値観が共存する現代国際社会で活躍できる人材を育成することを目標に修士課程修了までに次の項目の修得を求めます。
1. 今日までの歴史的発展を踏まえつつ、豊富な教養と幅広い知識を統合・駆使し、現代の建築や都市を取り巻く技術的・社会的課題を発見し、自らが積極的にその解決に当たることができる能力
2. 建築学に関わる広範な知識・技術を自ら進んで探求し、新たな建築や都市のあり方を他者に率先して提示する姿勢
3. 自然・社会・人間に深く関わる建築に、専門家としてたずさわるための高い倫理観
4. 自然科学や人文社会科学に関する知識と、建築設計や建築技術に関する幅広い専門知識を融合し、高度な建築業務を実践する能力
5. 社会や文化の多様性を認識し、高いコミュニケーション能力およびグローバル社会に相応する国際感覚を持ちながら、他者と協働する能力
*中間審査を所定の期日までに完了し、なおかつ、60%以上の得点を合とする修士論文の審査および発表において、主査1 名、副査1 名以上が合であること。
1. 今日までの歴史的発展を踏まえつつ、豊富な教養と幅広い知識を統合・駆使し、現代の建築や都市を取り巻く技術的・社会的課題を発見し、自らが積極的にその解決に当たることができる能力
2. 建築学に関わる広範な知識・技術を自ら進んで探求し、新たな建築や都市のあり方を他者に率先して提示する姿勢
3. 自然・社会・人間に深く関わる建築に、専門家としてたずさわるための高い倫理観
4. 自然科学や人文社会科学に関する知識と、建築設計や建築技術に関する幅広い専門知識を融合し、高度な建築業務を実践する能力
5. 社会や文化の多様性を認識し、高いコミュニケーション能力およびグローバル社会に相応する国際感覚を持ちながら、他者と協働する能力
学位審査基準
建築学専攻では、以上を修得した上で次の修了要件を満たした者に修士(建築学)もしくは修士(工学)の学位を授与します。*中間審査を所定の期日までに完了し、なおかつ、60%以上の得点を合とする修士論文の審査および発表において、主査1 名、副査1 名以上が合であること。
カリキュラム・ポリシー
ディプロマ・ポリシーおよび教育研究上の目的に沿って、建築学専攻では以下に掲げる能力を修得させることを目標にカリキュラムを設計しています。
A)建築学が対象とする建築、都市、自然、社会からなる総合システムを自然科学と社会科学に基づいて扱うことができる。
B)都市やまち、建築などの背景となる歴史、風土、習慣、芸術や国際情勢などの知識を修得し、将来に続く豊かな人間文化の創造に役立たせることができる。
C)人と環境の関係の正しい理解のもと、都市・建築を取り巻く種々の環境要因を的確に分析し、持続可能な社会づくりと新しい都市・建築の実現に貢献することができる。
D)専門とする分野の専門知識を体系的に修得し、問題解決に応用することができる。
E)人や社会が満足できる都市、まち、建築を実現するために、条件や課題を発見・整理・分析し、合理的な解決方法を示すことができる。
F)建築技術の基礎的な数理的知識を応用して、科学的な側面から高度に把握することができる。
G)記述や討議、プレゼンテーションなどを通して、自らの意見を他者に論理的に伝え、さらに、高度な議論ができる。
H) PBLの実践を通して他者理解や他者と協働した課題への取り組み方および異文化に属する者や専門分野が異なる者との協働の仕方を身につけ、グローバル化に対応した社会貢献ができる。
I)建築が人、社会、環境に及ぼす影響を考え、建築に携わる責任と役割を理解し、技術者倫理を遵守することができる。
さらに、各授業科目では一方向的な知識の伝達ではなく、学生同士や教員との濃密な議論を通じて専門的知識と技術の深化をはかります。また、各授業科目では、評価方法・評価基準を厳密に設定し、修士号に相応しい学修成果を多面的に評価し、所定の学修・教育到達目標を達成します。
A)建築学が対象とする建築、都市、自然、社会からなる総合システムを自然科学と社会科学に基づいて扱うことができる。
B)都市やまち、建築などの背景となる歴史、風土、習慣、芸術や国際情勢などの知識を修得し、将来に続く豊かな人間文化の創造に役立たせることができる。
C)人と環境の関係の正しい理解のもと、都市・建築を取り巻く種々の環境要因を的確に分析し、持続可能な社会づくりと新しい都市・建築の実現に貢献することができる。
D)専門とする分野の専門知識を体系的に修得し、問題解決に応用することができる。
E)人や社会が満足できる都市、まち、建築を実現するために、条件や課題を発見・整理・分析し、合理的な解決方法を示すことができる。
F)建築技術の基礎的な数理的知識を応用して、科学的な側面から高度に把握することができる。
G)記述や討議、プレゼンテーションなどを通して、自らの意見を他者に論理的に伝え、さらに、高度な議論ができる。
H) PBLの実践を通して他者理解や他者と協働した課題への取り組み方および異文化に属する者や専門分野が異なる者との協働の仕方を身につけ、グローバル化に対応した社会貢献ができる。
I)建築が人、社会、環境に及ぼす影響を考え、建築に携わる責任と役割を理解し、技術者倫理を遵守することができる。
さらに、各授業科目では一方向的な知識の伝達ではなく、学生同士や教員との濃密な議論を通じて専門的知識と技術の深化をはかります。また、各授業科目では、評価方法・評価基準を厳密に設定し、修士号に相応しい学修成果を多面的に評価し、所定の学修・教育到達目標を達成します。
アドミッション・ポリシー
建築学専攻は、豊かな感性、高度な技術力、十分に深化しかつ最先端である知識を併せ持ち、世界の諸問題や居住の質的向上に真摯に向き合う高い志を持つ専門家の養成を目指しています。そこで、本専攻では次のような学生を受け入れ、教育・研究指導を行います。
1. 現代国際社会の建築・都市におけるさまざまな課題に対して積極的な興味・関心を持っている人
2. 本専攻での研究を強く志望し、自らの意思と行動力を持って持続可能な社会の実現に寄与したいという意欲がある人
3. 建築学をベースに、社会や環境の変化を見据え、多様な価値観を受け入れ、場所・地域・国を問わずに活躍したいという意欲がある人
4. 学部教育において以下の能力を身につけている人
① 専門分野の基礎的な知識と技術
② 論理的な思考にもとづく判断力、高度な読書力と読解力、設計を志向する学生においては適切な表現力と図面作成能力
③ 適切な言語運用能力
④ 建築・都市を取り巻く社会や文化に関する理解と歴史的知識
⑤ 主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
⑥ 独自の視点により空間や思考を適切に表現する能力
1. 現代国際社会の建築・都市におけるさまざまな課題に対して積極的な興味・関心を持っている人
2. 本専攻での研究を強く志望し、自らの意思と行動力を持って持続可能な社会の実現に寄与したいという意欲がある人
3. 建築学をベースに、社会や環境の変化を見据え、多様な価値観を受け入れ、場所・地域・国を問わずに活躍したいという意欲がある人
4. 学部教育において以下の能力を身につけている人
① 専門分野の基礎的な知識と技術
② 論理的な思考にもとづく判断力、高度な読書力と読解力、設計を志向する学生においては適切な表現力と図面作成能力
③ 適切な言語運用能力
④ 建築・都市を取り巻く社会や文化に関する理解と歴史的知識
⑤ 主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
⑥ 独自の視点により空間や思考を適切に表現する能力
研究分野・研究室
部門 | 研究指導名 | 指導教員 | 研究室名 |
建築計画 | 建築計画研究 | 小菅 瑠香 | 建築構法計画研究室 |
住環境計画研究 | 清水 郁郎 | 住環境計画研究室 | |
建築設計 | 建築設計研究 | 西沢 大良 | 建築・都市計画研究室 |
郷田 修身 | 建築・住環境計画研究室 | ||
原田 真宏 | 建築・環境設計研究室 | ||
猪熊 純 | 建築設計研究室 | ||
小塙 芳秀 | 建築・ランドスケープ研究室 | ||
トム ヘネガン | |||
建築設計情報研究 | 澤田 英行 | 建築設計情報研究室 | |
空間デザイン研究 | 谷口 大造 | 建築デザイン研究室 | |
松下 希和 | 建築空間デザイン研究室 | ||
プロジェクトデザイン研究 | 山代 悟 | プロジェクトデザイン研究室 | |
岡野 道子 | プロジェクトデザイン研究室 | ||
建築史 | 建築史研究 | 岡崎 瑠美 | 比較建築都市文化研究室 |
小柏 典華 | 建築史・建築保存研究室 | ||
環境工学 | 建築環境工学研究 | 西村 直也 | 建築環境工学研究室 |
秋元 孝之 | 建築環境設備研究室 | ||
對馬 聖菜 | 建築環境学研究室 | ||
都市環境工学研究 | 村上 公哉 | 建築・都市環境設備計画研究室 | |
栗島 英明 | 持続可能な都市・地域研究室 | ||
増田 幸宏 | 環境基盤研究室 | ||
中口 毅博 | 地域創生・環境政策研究室 | ||
建築構造 | 建築構造研究 | 隈澤 文俊 | 耐震工学研究室 |
椛山 健二 | 建築構造・耐震構造研究室 | ||
建築地震防災研究 | 岸田 慎司 | 建築構造研究室 | |
建築構造計画研究 | 小澤 雄樹 | 建築構造設計研究室 | |
建築構造システム研究 | 石川 裕次 | 建築構造システム研究室 | |
建築鋼構造研究 | 浅田 勇人 | 建築鋼構造研究室 | |
生産工学 | 材料施工研究 | 濱崎 仁 | 建築材料・施工研究室 |
古賀 純子 | 建築材料研究室 | ||
生産システム研究 | 蟹澤 宏剛 | 建築生産研究室 | |
志手 一哉 | 建築生産マネジメント研究室 | ||
都市計画 | 都市計画研究 | 志村 秀明 | 地域デザイン研究室 |
佐藤 宏亮 | 地域計画研究室 | ||
桑田 仁 | 都市プランニング研究室 | ||
作山 康 | 都市計画研究室 | ||
都市デザイン研究 | 篠崎 道彦 | 空間デザイン研究室 | |
鈴木 俊治 | 環境設計研究室 | ||
前田 英寿 | 都市デザイン研究室 |
専攻データ
その他データ
入学者推移(人)
2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
入学者 | - | - | - | - | - | 145 |
男女比率 | - | - | - | - | - | 109:36 |