第6回 - キム ヨンビン (学士課程)

INTERVIEW - Vol.6キム ヨンビンさん(韓国)

学士課程 デザイン工学科2年

日本で便利だと思うことは?また、不便なことはありますか?

日本語がわからなくても、電車などの公共施設で、英語・中国語・韓国語・日本語が併記されていて便利だと思います。韓国では多くのお店でクレジットカードが使えるのですが、日本だと飲食店で使えないことがあって少し不便に感じることがありますね。

芝浦工業大学(SIT)の生活はどうですか?

日本に来るまで外国人の友達は1人もいなかったのですが、国際寮に入寮してから、アフリカ、ロシア、フランスなど、いろんな国の人と交流でき、新しいことを体験できました。 また、毎年夏に寮周辺の地域の方々が集まる大きなお祭りがあるのですが、国際寮として参加しました。ブラジルの水餃子やガパオライスを国際寮のみんなで作り、とても印象に残っています。

なぜ国際寮に住んでみようと思ったのですか?

韓国や日本で生活をしている時、町中で外国人と会うことはあまりありませんが、国際寮なら様々な国の留学生と交流ができると思い、住んでみようと思いました。寮の友人の中には、「国際寮に住みたいから芝浦工業大学を選んだ」という人もいます。 東アジア圏だけでなく、遠い国々から来た留学生も国際寮には多く、毎日コミュニケーションが取れることはとても良い機会だと思っています。また、異文化な環境の中で不便さを感じることは、あまりありません。

Kim Youn Bin1
国際寮のラウンジにて

何かサークルやクラブ活動に参加していますか?

SISA(Shibaura International Students’Association:留学生交流サークル)に入っていて、ランチ会、スキーキャンプやクリスマスイベントなどがあります。SISAは、豊洲にあるICP(International Communication Project:学生プロジェクト)と連携していて、SISAのイベント以外にもメンバーと交流する機会が多いです。 来週(1月中旬取材)、SISAのメンバー40人くらいで、福島県へスキーキャンプに行くのですが、とても楽しみにしています。

あなたの将来の目標は何ですか?

大学院に進学し、建築事務所に入りたいという想いが留学前からあります。日本に来てからは、大規模な建築がやりたいという考えになり、商業建築・都市設計に携わっていきたいと考えています。

Kim Youn Bin2
授業で制作した模型

この記事を読んでいる高校生や海外の学生に向けてメッセージをお願いします。

海外に行くことは、人生の新しいステップになると思っています。
海外で様々な人と交流すると、視野や可能性が広がり、自分の人生にとって、いい経験になると思います。
私も実際に日本で生活してみて、韓国にいた頃よりも価値観が広がったように感じています。