第11回 - Eduardo Folly Guenka (サンドウィッチプログラム)

INTERVIEW - Vol.11Eduardo Folly Guenkaさん(ブラジル)

工学部 土木工学科 3年
ブラジル サンパウロ出身

なぜ芝浦工業大学を選んだのですか?

大学に入った時から留学はしたいと思っていましたが、母校のInstituto Mauá de Tecnologia(マウア工科大学)3年生の時にようやく留学を決断しました。母校は、ヨーロッパ、アメリカ、カナダなどいろいろな国への留学プログラムがありましたが、アジアで学びたいと思ったんです。というのも、曾祖父が沖縄からブラジルに移り住んだので、家族のルーツを学ぶのにも絶好の機会だと思いました。中でも、芝浦工大は施設がハイテクで授業内容もおもしろそうだったし、キャンパスもキレイなので選択しました。

Eduardo Folly Guenka1

日本で一番驚いた事は?

一番驚いた事は地下鉄網ですね。どこにでも簡単にいけるし、キレイに整備されています。あと日本はとても安全なことにも驚いています。電車の中で寝ていても誰も財布や携帯を盗らないですよね?実際、財布を落としたことがありましたが、落としたコンビニに行ったらちゃんと返してくれました。サンパウロでは絶対にあり得ません!

どのような授業を取っていますか?

いろいろな分野の知識を深めたいので専攻の土木工学以外の授業も多く履修しています。都市計画、コンピュータ関連、交通網について、CADの使い方に関する授業などが印象的です。日本語のクラスにも参加してみましたが、レベルが高すぎて諦めました・・・。

Eduardo Folly Guenka2

日本食は好きですか?

大好きです!ブラジルでは日本人は寿司しか食べないと言われていたので現実との違いに驚きました(笑)日本食と言ってもいろいろな種類があり、私は週に何回も食べるほどトンカツが好きです。納豆は試してみましたがいまだに食べられません。

アルバイトはしていますか?

六本木の飲食店で調理スタッフとして週に4日ぐらい働いています。スタッフやお客さんも外国人が多いので楽しいです。

一番好きな日本語は?

大丈夫。何を聞かれても「大丈夫」と答えれば通用するので(笑)とても便利な言葉だと思います。

日本で旅行に行きましたか?

はい、北は北海道の雪祭りに行き、長野、福島、静岡、神奈川、関西地区、そして沖縄には2度も行きました。沖縄は家族のルーツの一部なので、家族と現地で待ち合わせして一緒に街の雰囲気を味わいました。

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将来の目標を教えて下さい。

まずはきちんと卒業するのが目標です(笑)。学部卒業後は、一番興味のある都市計画で修士、博士号を取りたいですね。日本で都市計画がどれだけ役に立っているか学んだので、交通網や公共交通機関についてより深く学び、日本の技術を応用して母国ブラジルに貢献したいと思っています。

この記事を読んでいる高校生や海外の学生に向けてメッセージをお願いします。

留学はとても貴重な機会です。学業についてだけでなく、この経験が私の人生を変えたと言っても過言ではありません。もし芝浦工大に留学する機会があれば絶対に挑戦してみてください。留学生も多く、お互いに助け合って楽しめますし、もちろん日本人学生やスタッフも協力的でサポートしてくれます。

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