学長挨拶・プロフィール

学長挨拶

芝浦工業大学 学長 村上雅人芝浦工業大学 学長
村上雅人
世界に学び、世界に 貢献する理工学人材の育成

国際社会では1980年代の急速なグローバル化にともない、大学にも大きな改革の流れが押し寄せました。国家間の垣根がなくなり、誰もが、自分の好きな大学に行けるようになったのです。
この結果、アメリカの大学に、世界の優秀な学生が集まりだしました。これに危機感を感じたヨーロッパ諸国の教育大臣が、1999年にボローニャに集まり、教育改革を宣言します。
どこの大学においても、同じ水準の教育が受けられるような大改革を断行したのです。この教育改革の波は世界の大学に拡がりました。
それは、「大学が何を教えたか」ではなく、「学生が大学で何を学んだか」という学修成果(アウトカムズ)を大切にするというパラダイム転換でもありました。
現在、グローバル水準の教育レベルを維持するため、多くの大学がアウトカムズ評価を含めた教育の質保証に取り組んでいます。芝浦工大でも、いま大学全体で、その推進に取り組んでいます。その鍵は、どうすれば大学教育をよりよいものにできるか、この視点で、教職員と学生が協力することです。
さらに、大学の人材育成は、グローバル化を意識したものでなければなりません。ここで重要な視点は、グローバル化は単なる講義の英語化ではないということです。多様性を理解する精神の涵養も大切なのです。
世界は実に多種多様な民族、国家、人種からなっています。このことを受容することがとても重要です。人はひとりでは生きていけません。日本も世界の中で孤立して生きていくことは不可能です。特に、資源に乏しい日本は「科学技術立国」を国是としていますが、それを支える理工学人材は、常に世界を意識する必要があります。
そして、ボーダーレスという国際社会にあって、日本が今後も輝き続けるためには、世界に誇れる技術を磨くとともに、他国と協調して、互いを高める努力をすることが必要です。
芝浦工大は、学生と教職員が世界に目を向け、海外との積極的な交流を通して「世界に学び、世界に貢献する理工学人材」を育成する場としたいと考えています。

学長プロフィール

氏名 村上雅人(むらかみ まさと)
生年月日 1955年2月13日
最終学歴 1984年3月東京大学大学院工学系研究科博士課程修了
学位 工学博士(東京大学)
本学在任期間 2003年4月 芝浦工業大学工学部材料工学科教授
2006年4月 芝浦工業大学大学院工学研究科長
2008年4月 芝浦工業大学副学長
2012年4月 芝浦工業大学学長
教育歴 1995~1997年 名古屋大学客員教授
1997~2001年 岩手大学客員教授
2001~2003年 東京商船大学客員教授
2003年〜    芝浦工業大学教授
職歴 1984年4月 新日本製鉄(株)第一技術研究所研究員
1988年4月 超電導工学研究所主任研究員
1993年7月 超電導工学研究所第七研究室長
所属学会 低温工学協会、日本金属学会、応用物理学会、日本物理学会、日本磁気学会、ほか
学外 関東工学教育協会常務理事、日本数学検定協会評議員、ほか