2026年度事業計画

2026年度 学校法人芝浦工業大学 事業計画

学校法人 芝浦工業大学
理事長 鈴見 健夫

はじめに

建学の精神『社会に学び、社会に貢献する技術者の育成』
  教育の理念『世界に学び、世界に貢献するグローバル理工系人材の育成』

~日本・アジアを代表する私立理工系大学の雄をめざす~


 学校法人芝浦工業大学(以下、本法人)は、将来にわたり我が国の持続的発展を担う理工系人材の育成を責務として、設置校を代表する芝浦工業大学を中心に学生・生徒のための学校経営を堅持し、建学の精神に基づく教育研究活動の更なる展開に努めます。具体的には長期ビジョンであるCentennial SIT Actionに基づき、創立100周年を迎える2027年には『我が国の理工系私学としてトップの社会的評価を得る』という本法人の長期目標の実現をめざし、教職員一丸となり、全力で取り組む所存です。
 創立100周年に向けた最終準備の年となる2026年度の重点施策テーマは、改革路線の継続による組織運営体制の見直し・強化、学校法人の発展を持続可能とする盤石な財政基盤の確立、各学部における改組・定員増等の実現に向けた具体的な実施の継続、教育研究改革及び学生支援、大宮キャンパス整備事業の遂行、AI・DX推進による教育研究業務の進化・効率化の推進、更に駅伝プロジェクトに代表される創立100周年記念事業の推進などであり、これらの実現に向け経営資源の戦略的な選択と集中を進めます。
 我が国の大学進学率において、近年は性別によるギャップが是正された反面、理学・工学分野における女子の進学率は依然として低水準に留まっています。こうした中、芝浦工業大学では2025年度新入生の女子比率が27.8%となり、過去最高を記録しました。創立100周年に向けての成長戦略の一環として、女子学生比率30%以上を目標に掲げ、2026年度も引き続き女子学生拡充強化に向けた入試広報の更なる強化を図ります。
 また日本政府は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「2050年カーボンニュートラルの実現」を宣言しています。この地球規模の課題に芝浦工業大学は共同研究や公開講座、中高生への探求授業を実施しその実現に取り組んでまいりましたが、引き続き全学的な取組を実施します。特に大宮キャンパスでは脱炭素先行地域としてグリーンキャンパスの実現に向けた取組を行っており、更にはグリーントランスフォーメーション(GX)にも注目し、学生生徒の環境に対する教育研究のきっかけをつくる取り組みをすすめます。
 将来ビジョン検討委員会では、現在の長期ビジョンであるCentennial SIT Actionが創立100周年の2027年度までの目標であることから、2028年度以降の長期ビジョンとそれを見据えた上での10年後の2037年までの具体的な取り組み指針である中長期計画を策定する議論を進め、100周年後の目標を決定し、工業大学としての教育研究内容や学生規模も含めてナンバーワンを目指します。
 理事会は、2026年度もこれまでに続き改革路線を継続し、創立100周年に向け新しい価値創造のための経営イノベーションに取り組みます。

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1. 改革路線の継続

 本法人のガバナンス改革は、私立学校法に基づき、理事会が最終的な権限と責任を担う最高意思決定機関であることを明確化し、理事長が本法人を代表して業務を総理する体制を整備しております。また、設置学校の中心である芝浦工業大学の学長につきましては、リーダーシップの確立を目的として、学長候補者選考委員会が候補者を選考し、理事会において決定する仕組みを導入しております。

 2025年度より改正私立学校法が施行されたことを受け、本法人では寄附行為を改定し、新たな法制度に即したガバナンス体制への移行を進めてまいりました。2025年5月には新理事会が発足し、鈴見健夫理事長のもと、新たな理事および監事が就任しております。

 改正私立学校法では、学校法人の業務遂行をより実効的なものとするため、代表業務執行理事および業務執行理事の設置が可能となりました。本法人におきましてもこの趣旨を踏まえ、各理事に担当業務を割り振り、その内容を明示することで、業務執行における権限と責任の所在を明確化しております。これにより、施策の方針決定から実施、検証、改善に至るまでの一連のプロセスを見据えた戦略的な法人運営が可能となっております。

 2026年度におきましては、これらのガバナンス体制を基盤として、内部統制システムの整備および本格的な運用を推進してまいります。具体的には、業務の適正性および効率性を確保するため、意思決定プロセスの明確化、規程体系の整理・見直し、リスク管理体制およびコンプライアンス体制の強化を図るとともに、内部監査機能との連携を通じて、内部統制の実効性向上に取り組んでまいります。また、私立学校法改正が掲げる「執行と監視・監督の役割の明確化および分離」の趣旨を踏まえ、理事会・理事、監事、評議員会・評議員それぞれの権限と役割を整理し、「建設的な協働と相互けん制」が機能する法人運営体制の確立を目指してまいります。本法人は、2027年に創立100周年を迎えるにあたり、これまで以上に社会的責任および説明責任を果たす法人として、さらなるガバナンス改革を推進してまいります。あわせて、本学教職員のエンゲージメント向上につながる人事評価・給与制度改革、DXの推進による業務効率化および働き方改革を一層進め、持続可能で強靭な学校法人経営の実現を図ってまいります。


2. 創立100周年記念事業

 2027年の100周年まであと1年となります。2027年11月4日に実施する創立100周年記念式典、創立100周年記念誌編纂をはじめとする周年事業を検討することを目標に「芝浦工業大学創立100周年実施委員会」を設置し、具体的な準備を進めてまいります。また「100周年WEBサイト」を通じて100周年に向けた各種事業を卒業生・保護者・学生等、広く社会に発信していきます。創立100周年事業として設置された「有元史郎MEMORIAL CORNER」では在学生と卒業生、地域住民を繋ぐ役目を果たし、芝浦工業大学の過去から現在、そして未来を共有いたします。

 寄付金等の戦略では、2021年度より開始した返礼品付き寄付制度は定着化しており、2026年度も本学オリジナル商品の開発や卒業生企業などのご協力を元に魅力的な返礼品商品の拡充を目指します。また、2025年度に大宮キャンパスにおいて9号館創発棟が竣工したことを記念し、2026年度より新たな寄付制度を開始いたします。あわせて、今後は遺贈によるご寄付の推進にも取り組んでまいります。


3. 盤石な財政基盤の確立

 学校法人が持続的かつ健全に発展するためには盤石な財政基盤の維持・向上を図ることが不可欠です。近年の物価上昇や将来の少子化を展望すると経営の環境は予断を許さず、本法人では、各校舎の施設やシステム関連の整備計画、及び、学部・大学院の再編を踏まえた財政面の中長期計画、人員体制や人件費計画等におけるリスクの精緻化を図り、新たな収入源についても検討してまいります。

 また、財務運営においては、経常収支差額比率および事業活動収支差額比率について10%以上の達成、ならびに積立率の100%を中長期の目標と位置づけ、戦略事業に対する積極的な支援と将来の投資に備えた内部留保の充実の両立に努めます。なお、ここ数年間の施設整備等の計画を踏まえ、当面の財務運営としては、各指標についてそれぞれ8%以上および80%以上を目指してまいります。

 本法人では、創立100周年(2027年)以降を見据え、将来ビジョン検討委員会の下において次期中長期計画の策定を進めており、これと連動した中長期の財政計画についても策定してまいります。

4. 教育研究改革

 芝浦工業大学は、「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」を建学の精神として設立され、これまで多くの優れた技術者を社会に送り出してきました。これらの実績は高く評価され、大学の信頼性や認知度の向上につながっています。一方で、現代社会はグローバル化やデジタル化の進展により、産業構造や社会ニーズが急速に変化しています。しかし、日本の大学教育は依然として従来型の学問体系にとどまっている面があり、時代に即した教育改革が求められています。

 芝浦工業大学では、こうした環境変化に対応するため、教育改革を積極的に推進してきました。その成果として、文部科学省の「私立大学等改革総合支援事業」において我が国で唯一、12年連続で4タイプの採択を受けるなど、改革の取り組みは着実に評価されています。今後も改革を継続し、教育の質の向上とその保証を図っていく方針です。

 具体的な取り組みとして、研究業績、教育活動、大学運営への貢献を総合的に評価する教員人事評価制度を導入し、2024年度の冬季賞与から運用を開始しました。これにより、教員のモチベーション向上と教育研究活動の活性化を図っています。

 学部教育の改革においては、2024年に導入した工学部の課程制による教育を引き続き推進し、分野横断的な学修を通じて社会課題に対応できる人材の育成を図ります。また、デザイン工学部では、再編および定員増に伴う教育体制の整備を進め、2028年度入学者から入学定員を160名から110名増の270名に増員するとともに、1・2年生の就学地を豊洲キャンパスへ移行し、都心一貫教育を計画します。また、2027年度の入学生についても2年次の就学地を豊洲へと変更することで、2028年度に全デザイン工学部生が豊洲で学ぶ環境を整えます。

 これに伴い、2024年度にはラーニングコモンズや多目的室、2025年度以降には研究室やオープンラボなどの施設整備を段階的に進めています。システム理工学部においても、2026年4月から学科制を廃止し、複数分野の専門知識の修得を通して「自由な発想から物事の真理を見定め、分野を横断して解決手段を見出せる力」を育み、新たに導入する学際科目やモジュール制を通して「ニーズの変化が激しい社会においても学び続ける力」を培っていきます。入学定員を485名から220名増の705名に増員し、新たにスポーツ工学の分野にも取り組みます。

これらの改革により、2025年5月時点で7,939人の学生数を、将来的には1万人規模へ拡大することを目標としています。また、教育におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、新たな教育手法の開発と実践を通じて、学生に最新の知識と技術を提供しています。

 国際化の面では、2014年に文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援(SGU)」に選定されて以降、国際的な教育環境の整備を進めてきました。その結果、学生の英語力や留学経験者数は着実に増加しています。ただし、国際的に活躍する技術者には、語学力だけでなく、幅広い専門知識や柔軟な思考力が不可欠であり、これらは大学院での研究活動を通じてさらに深化すると考えています。

 

 大学院では、「グローバル理工系人材の育成拠点」形成に向け、改革をさらに具体化・制度化する段階に入ります。教育改革の柱として、専攻制から「学位プログラム制」への再編設計を完了し、2028年度改組に向けて文部科学省への手続きを進めます。学位プログラム制により、学位として保証する能力・到達目標が明確になり、教育成果の可視化および教育の質を組織的に向上することができます。さらに、学士課程教育との接続性向上やAI・アントレプレナーシップ・リーダーシップなどを含むトランスファラブルスキルのカリキュラム標準化を図ります。

 学生募集では、2025年度の修士課程進学率が50%に到達しましたが、研究大学を目指し修士課程進学率60%、博士後期課程進学率10%を目標に掲げ、達成に向けた施策を検討してまいります。

 国際連携では、東南アジア工科系大学(SEATUC)加盟校や海外パートナー大学との成果を発展させ、修士課程でのgPBLや短期派遣、博士後期課程での国際共同研究や国際研修を拡充します。留学生支援体制の整備、特に履修・研究・就職支援の三位一体化を進め、多様性確保と受入環境の整備を行います。2025年度に進展した大学院業務のDX化(ICTおよびAIを用いた業務改善)を深化させ、透明性のある学修支援と教職員の負担軽減の両立を実現する学位審査・入試・履修管理・会議などの完全デジタル化を進めます。

 学生支援では、研究生活の安定支援として、文部科学省「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」による経済的支援と学内給付奨学金や各種経済支援制度の再設計による研究専念環境を整備します。

 産学官連携では、ジョブ型研究インターンシップの推進と、SPRING採択大学と協働した大学院生のキャリア開発の充実を図ります。これにより、アカデミアのみならず、社会の諸課題を解決しイノベーションを創出できる、多様なキャリアパスを歩むグローバル理工系人材の育成および輩出を目指します。

 以上のように、大学院では、2026年度は、芝浦工業大学大学院が培ってきた実践教育・国際化・他機関との連携の成果を基盤とし、「社会実装と技術革新の両輪で進む大学院」として、持続的かつ戦略的な進化を実現する一年とします。

5. グローバル・DE&I推進

 芝浦工業大学は、私立理工系大学として唯一採択された「スーパーグローバル大学創成支援(SGU)」事業における文部科学省からの助成金が2023年度をもって終了しましたが、引き続き、国際化に高い関心を持つ学生から選ばれる大学であり続けることを目指し、今後注力すべき国際化の5つの柱を策定しました。

 具体的には、1.多文化共修(国際)の推進、2.中長期(31日以上)の留学促進、3.正規留学生の受入拡充および日本での就職支援の強化、4.英語力の向上、5.国際共同研究の推進による研究力強化です。

 海外への展開では、タイ(バンコク)、マレーシア(クアラルンプール)、インドネシア(スラバヤ)においてSIT ASEANサテライトキャンパスを設置し、地域ニーズの発掘から企画・実施までを一体的に進める拠点として機能させています。これらの拠点のうちタイ(バンコク)では、正規留学生の受入拡充を一層推進するため、既に配置した専任職員に加え、新たに臨時職員を配置し体制強化を図ります。さらには、インドネシア(スラバヤ)にも専属スタッフを配置する方針です。

 2026年4月には、タイ政府の派遣奨学金プログラム(ODOS)による奨学生受入れが、5週間にわたり実施されます。本学は、スーパーグローバル大学として培った教育力と豊富な国際交流実績、さらに「QS Asia University Rankings 2026」で留学生受入数国内1位となった強みを活かし、タイの次世代デジタル人材育成に貢献します。

芝浦工業大学は、今後も私立理工系大学を代表するグローバル先進校として、これまで培ってきた実績を基に、本学の国際化のさらなる深化と発展に向けて取り組んでまいります。

 

 DE&I推進では、多様性、公正性、包摂性(Diversity, Equity & InclusionDE&I)の保障を軸とする意識啓発や制度整備を進める『1.SDGs宣言、2.多様性の保障、3.公正性の保障、4.包摂性の保障』を宣言し、この4つの宣言を芝浦工業大学の全教職員の共通認識としてDE&Iを推進します。2025年度には、DE&I推進の方向性と取組み手順を明確にするため、芝浦工業大学DE&I中長期計画(2025~2030年度)およびフェーズ2(2025~2027年度)のロードマップを新たに策定しました。2026年度は、この中長期計画とロードマップに基づき、DE&Iの基礎知識の理解を深める研修や情報発信を強化し、学生・教職員が日常の学びと業務の中でインクルーシブな行動を実践できるよう、具体的な取組みを着実に実行します。

 また、従前からの目標である性別構成の多様化に向けて、創立100周年となる2027年度までに、女性教員・女子学生比率30%以上、女性管理職比率50%とする目標を掲げています。女性教員の確保は大学の戦略として学長を中心に取り組んでいますが、他大学でも取組みが強化されていることを背景に、女性教員比率は2020年度に20.8%となったのち、ここ数年は19%前後で推移しています。女性研究者数の底上げにつなげるため、女子学生の博士課程進学支援として校友会援助による奨学金制度を設け、女子学生比率の向上については、入試・広報連携推進部による女子高校生向けイベントなどの取組みを継続します。女性職員の管理職登用については、ワークライフバランス確保のための支援策を進めます。芝浦工業大学は、それぞれの取組について進捗を継続的に確認し、必要な見直しを行いながら、性別構成の多様化の実現を目指してまいります。

6. 産学官連携の推進

 芝浦工業大学では、建学の精神「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」に基づき、共同研究、受託研究、技術指導、技術移転等を通じた社会実装の推進に向け、産業界との連携を積極的に展開しています。技術指導を起点として共同研究へと発展させる取り組みを数多く進めており、首都圏の大学の中でも中小企業との産学共同研究の比率が比較的高い点を特徴としています。企業の課題に寄り添いながら共に解決策を創出する「寄り添い型の共同研究」を通じ、実効性の高い産学連携を推進しています。

 本学の産学官民連携活動は、ユニバーシティ・リサーチ・アドミニストレータ(URA)を配置し、教員の研究活動の支援を行い産業界のニーズをきめ細かく把握・橋渡しする体制を構築しています。共同研究講座制度や戦略的産学連携経費の活用を通じて、URAが教員および共同研究先と密に連携し、組織的な共同研究の推進と研究の大型化を支援しています。

 また、研究成果の社会実装を一層加速させるため、知的財産の権利化および活用を担う専門人材を配置し、体制を強化しました。知財戦略の高度化を通じて、新規事業創出や産業競争力の向上への貢献を目指しています。

 産学連携・共同研究の強化や大学発ベンチャー創出を通じたオープンイノベーションの中核拠点であるベイエリア・オープンイノベーションセンター(BOiCE)では、インキュベーションマネージャー、コーディネーター(URA)による伴走型支援を実施しています。東京圏において大学スタートアップの創出を推進するプラットフォームである Greater Tokyo Innovation Ecosystem(GTIE)のGAPファンド公募において支援を獲得した本学の研究テーマの一層の推進を図ります。

 また、起業支援人材の拡充などを通じ、オープンイノベーション創出に向けた体制強化を継続してまいります。併せて、産学官民連携ラボやインキュベーションスクエアなど、BOiCEの施設についても、共同研究およびベンチャー利用の拡大を見据えた効果的な運用を進めます。更に、2026年度に竣工した大宮キャンパス新校舎内にもオープンイノベーション機能を持たせ、全学的な展開を図ってまいります。

 本学の学生に加え、他大学生や附属・併設校を含む中高生にも門戸を開いて実施している芝浦ビジネスモデルコンペティション(SBMC)は、2025年度に10年目の節目を迎えました。この機会を捉え、学生・教職員のアントレプレナーシップ意識のさらなる醸成を図るとともに、研究室の技術を起点とした起業の創出に力を注ぎます。起業に関心を持つ学生で構成されるイノベーション・スチューデント・スタッフ(ISS)との教職学協働を継続し、多様な人材・企業との交流を通じて、産学共創の裾野拡大と質的向上を目指します。

 芝浦工業大学では、2027年度の創立100周年を見据え、産学連携・オープンイノベーションを大学の中核的機能の一つと位置づけ、共同研究の組織化・大型化、知財活用の高度化、大学発スタートアップ創出の加速などにおいて、それぞれKPIを設定しています。2026年度もこれらの目標達成に向け、産業界や地域社会とともに価値を共創する大学として、持続的な発展に貢献してまいります。

7. 戦略的広報活動

 創立100周年に向け、芝浦工業大学の長期ビジョン『Centennial SIT Action』の認知度を更に拡大するために、各施策における活動や成果を広報し、芝浦工業大学のブランドの確固たる定着を進めてまいります。

 その中でも重要と位置付けているのは、女子学生比率の向上です。女子高校生向けのイベント実施や媒体掲載、高校訪問等を通じて、「女子学生の多い工科系大学」というイメージを醸成し、女子学生比率30%以上という目標達成に向けて取り組んでまいります。

 もう一つの重要施策として、地方(一都六県外)出身の学生比率を25%以上とすることを目標に掲げています。地方の高校とのコミュニケーションを通じて、本学の認知度を高め、出願・入学につなげていきます。特に地方から東京に進学することへの経済的課題について、寮や奨学金などの情報をまとめ、安心して進学できる環境があることを積極的にPRしてまいります。

 そのほかにも「就職に強い大学」「グローバル理工系人材を輩出する大学」といった芝浦工業大学のイメージをより強固にするため、有名企業400社実就職率ランキングなどメディアが発表するインパクトのある情報を交えて提供します。

 また、2026年度のシステム理工学部の改組について、工学部の課程制とあわせて、これからの新しい工学の学び方を提示する先進的な大学であることを引き続き伝えていくとともに、大宮キャンパスの新校舎・SDGs推進活動・研究成果などの積極的な発信、駅伝プロジェクトをはじめとする学生活動広報にも注力してまいります。

 これらの情報について、ウエブサイトのほか、多様な広報媒体やSNSも駆使し、動画なども交えながら立体的な広報活動を精力的に進めてまいります。

8. DXの推進

 芝浦工業大学におけるDXの推進として、「日本の理工学教育を先導する」「教育・研究活動および教学マネジメントを支える教育環境」「先進的なICTシステムを整備・高度化する」を目標に、教育・研究・事務の各領域でデジタル技術とデータを活用した業務および学修環境の高度化を進めます。特に2026年度は、生成AIを含むAIの活用を重要な取組の一つとして位置付け、教育・研究・大学運営の各領域において積極的な活用を進めることで、教育効果の向上、業務の効率化および生産性向上を全学的に推進します。

 教育領域では、CBT機能にFeedBackStudioを導入し、レポート等の独自性(類似性)チェックとフィードバック提供を効率化します。これにより、学術的誠実性の確保と、教員による評価・指導の質向上を両立し、特にオンライン環境における教育効果の向上を図ります。

 学内サービスの高度化として、学生証・身分証のスマートフォン対応を推進します。教職員・在学生に加え、卒業生・保護者・地域の方々も視野に入れた幅広い各種サービス提供を目指し、利便性向上と事務負担の軽減につながる基盤整備を行います。あわせて、国が推進するマイナンバーカードとの連携も見据え、本人確認等の手続きについて、デジタル化およびオンライン化による効率化と安全性向上に向けた検討と準備を進めます。

 教務領域では、課程制に対応した新学務システムの運用を開始し、分野横断的な学びを支える履修・成績・教学運用を安定的に支援します。運用開始後は、利用者のフィードバックを踏まえた改善と関連システム連携の強化を継続し、教学マネジメントの質の向上を図ります。

 また、学内の様々なサービスの基盤となるアカウント管理基盤を刷新し、クラウドサービスを含む学内のあらゆるICTシステムと連携可能で、安定的かつ拡張性の高い認証・権限管理の仕組みを整備します。これにより、サービス提供の安定性、運用性およびセキュリティの向上を実現します。

 学内事務では、情報一元化プラットフォーム(Notion)について、機能拡充と安定稼働に向けた運用ルールの整備および支援体制の構築を進め、全学で安心して活用できる環境を確立します。あわせて、Notion AIを含むAI活用の本格展開を通じて、業務の標準化と効率化を推進し、教員の教育研究時間の捻出と職員の大学運営力向上を両立させ、真の教職協働の実現を目指します。

 図書館では、引き続き業務の効率化と利用者サービスの向上を図り、より利用しやすい図書館を目指した改修を実施します。また、芝浦工業大学のすべての研究者が論文をオープンアクセス化するための環境整備を推進します。

9. 学生募集・女子学生の拡充

 創立100周年に向けた成長戦略の一環として、女子学生比率30%以上を目標とし、奨学金制度の整備や女子校との連携協定、女子校生徒対象のインターンシップやイベントを実施してきました。その成果として、2025年度には女子入学者比率が27.8%となりました。また同時に入学者を関東圏に依存する大学から全国規模で入学者を得る大学へと変容し、安定的に志願者数・入学者数を確保することを目指し、地方(一都六県外)出身学生比率25%以上を目標として掲げ、奨学金の創設や各県を代表する高校や工業高校などを特別指定校とし、開拓と連携を強化しています。引き続き、女子学生比率30%以上および地方出身学生比率25%以上を達成すべく、様々な施策を展開していきます。

 また、学生募集においては、2026年度一般入試の志願者数が前年度比38%増の約5万3千人となるなど、現状は順調に推移しております。しかし、今後、少子化が進み、18年後には、18歳人口の8割が大学に進学したとしても現状の進学者数には達しません。このような状況が目前に迫っており、大学間競争は益々激化することが予想できます。安定的な入学者数の確保は芝浦工業大学にとって重要な課題の一つと言えます。今後は、一般入試と年内入試の戦略的な比率の設定や制度の改善、および国内外からの幅広い入学者確保が一層重要となります。

 以上のことから、法人広報と一体となって各学部の特色や教育内容を正しくかつ魅力的に伝え、高校・予備校・高校生およびその保護者、国外の中等教育機関・高校生等へ効果的な広報を展開することで、安定的に4万人以上の志願者が確保できる体制の構築を目指します。


10. キャリア教育

 創立100周年を迎えるにあたり、「就職率100%」「有名企業400社への実就職率45%」という高い目標を掲げ、より質の高い就職支援を推進しています。2026年2月現在、有名企業400社への内定率は41.2%(対前年同月比+0.3P)であり、目標に向けて更なる向上を目指しています。2026年度においても、質の高い就職支援を一層強化してまいります。

 芝浦工業大学の就職活動支援では、有資格者による専門スタッフや卒業生の企業役員等が個別進路指導やエントリーシートの添削に加えて、面接練習など実践的な支援を行っています。また芝浦工業大学独自の就職支援システム「CAST」を活用し、求人情報、企業セミナーや卒業生の就職活動報告書などを提供し、ミスマッチのない就職活動を広く支援しています。

 さらに本学では、低学年次からのキャリア教育にも注力しており、将来の進路や働くことへの意識を早期に醸成するセミナー等を開催し、学生が主体的にキャリア形成に取り組めるよう支援をしています。学生がより高い目標を設定し、志望企業および官公庁等へ幅広く挑戦できる環境を整えています。また、公務員志望の学生に対しては、専門の指導スタッフを配置しており、東京都庁への合格者は過去最高を記録し、国家(総合・一般)や地方の県庁、政令指定都市への就職者数も増加しています。

 留学生支援では、国内企業への就職を促進するために、留学生向け企業説明会やセミナーなどを開催し、企業との接点を増やす機会を設けています。特に大学院の留学生に対しては、文部科学省「留学生就職促進教育プログラム」の認定を得たことにより、より充実した支援に取り組んでおります。博士後期課程の学生に対しては、「JST次世代研究者挑戦的研究プログラム」の採択を活かし、企業への就職機会の創出にも取り組んでいます。こうした多面的な支援を通じて、国内外で活躍できる人材の育成を目指します。

 加えて、学生の立場に寄り添った支援・指導を適宜行えるよう、芝浦工業大学校友会および同後援会との連携を一層深め、支援体制の更なる充実に努めてまいります。今後も「仕事に強い大学」として、学生一人ひとりが自分に最適なキャリアを主体的に築けるよう継続的かつ丁寧な支援に取り組んでまいります。

11. 学生支援の充実強化

 芝浦工業大学は、学生支援を大学運営における重要な柱の一つと位置づけ、学生が安心して学び、充実した大学生活を送ることができる環境整備に取り組んでいます。各キャンパスには、「学生課」「大学院課」「キャリアサポート課」「ヘルス&ウェルビーイング・トータルサポート室」を設置し、修学支援、課外活動支援、就職・進路相談、心身の健康相談など、学生の多様なニーズに対応した支援体制を整えています。

 生活面の支援として、2023年3月には、豊洲キャンパスで学ぶ学生を対象に西葛西の提携学生寮の運用を開始しました。これにより、通学利便性の向上と安定した生活環境の確保が図られ、学生が学業に専念できる環境が整備されています。

 また、学修環境・学生生活環境の改善にも継続的に取り組んでいます。2024年の大宮キャンパス芝生広場の開設に続き、O-CAMP2027計画の下、2026年4月のシステム理工学部の課程制への移行ならびに定員増のための新施設として9号館(創発棟)が竣工しました。2022年度に環境省により「脱炭素先行地域」に選定され、さいたま市、埼玉大学、東京電力パワーグリッド株式会社と共に「先進的かつサステナブルなグリーン成長モデル」の創出に向けた、脱炭素、ZEB対応の環境に配慮した新施設になっています。

 さらに、2024年3月に開設した熱海セミナーハウスは、授業やゼミ活動、課外活動の場としてだけでなく、学生同士の交流を深める拠点としても活用されています。このように、芝浦工業大学では、各キャンパスや関連施設の整備を通じて、学生満足度の向上を図っています。

学生の声を大学運営に反映させるため、教学執行部および学生センターでは、日常の窓口対応や相談業務を通じて、学生から寄せられる意見や要望を継続的に把握し、可能なものから日常業務に反映させています。これに加えて、組織的な取り組みとして、年に1回「学生自治会との連絡会議」を開催し、正課・課外活動の別を問わず、全学的な関係部署との意見交換を行っています。こうした仕組みにより、学生の声を体系的に共有し、より良い学修・生活環境の整備につなげています。

また、本学では、修学、海外留学、大学院進学を支援する各種プログラムについても整備しています。女子学生や地方出身学生に対する経済的支援、TOEICスコア向上を目的とした英語力強化支援を継続的に実施するとともに、留学生に対する日本語教育の充実にも取り組んでいます。

研究活動や課外活動において優れた成果を上げた学生に対しては、SIT賞や課外活動奨励金、学生プロジェクト支援などを通じて評価と支援を行っています。また、課外活動については教員・職員・学生が一体となり、さらなる活性化についての取り組みを行っていく計画です。 さらに、校友会や後援会との連携を強化し、就職・進路支援、修学支援、課外活動支援の一層の充実を図っています。

芝浦工業大学は、これらの学生支援を通じて、学生が学業に加え、社会で求められる能力や経験を身につけられる環境を提供しています。今後も学生一人ひとりに寄り添った支援を充実させ、より満足度の高い大学生活の実現に向けて取り組みを継続していきます。

12. 附属・併設学校の強化、中高大連携と理系女子の育成

 少子化の進展を踏まえ、大学と併設校による緊密な中高大連携は学校法人としてのブランディング確立を考える上でも非常に重要です。経営戦略室をハブとした法人と両併設校との連携は重要性を増しています。附属、柏両校と緊密に連絡を取り、各種共通課題の解決や新規プロジェクト等の策定を図りながら、さまざまな事業を推進していきます。

 急激な社会情勢の変化の中、首都圏の数多の私立中高の中で、芝浦工業大学の併設校という特色を生かしながら、それぞれの創立の理念などは堅持しつつ、時代の変化に対応できる学校作り、校務運営が求められています。附属校は都心に、柏校は郊外に立地しており、各校の独自性をベースにしながら学校運営をしていく必要があります。大学との連携を深化させながら、併設校同士の連携もより確実なものとし、新しい学力観を基軸にした授業研究と授業実践を推進し、併せてキャリア教育の充実を図ってまいります。

 

(附属中学高等学校)

 附属中学高等学校では、芝浦工業大学との連携教育を最大限に活かし、理工学の面白さや有用性を実感できる授業を展開しながら、一貫して「理工系人材の育成」に取り組んでいます。

 全教科においてICT教育を基盤とし、2026年度は特に、AIを単なるツールとして扱うのではなく、正しく理解し、適切かつ主体的に活用する力を育成することを目的に、「AIとの共存」をテーマとした授業を推進します。

 「理工系の知識で社会課題を解決する」を目標に展開してきた探究型授業は、開始から5年が経過し、校内外から高い評価を得てきました。一方で、社会や技術の急速な変化により、授業内容の一部に時代とのずれが生じているという課題も明らかになってきています。そこで、2027年度からの実施を目標に、探究型授業の大幅なカリキュラム改編に向けた検討を開始します。2026年度中に時代に即した新たなプログラムを完成させることを目指し、継続的に検討を進めていきます。

 芝浦工業大学への内部進学者は増加の傾向にあります。学部・課程などの理解を深めるプログラムや卒業生による講話などを増やし、生徒が自らの将来像を具体的に描けるよう支援します。これらの取り組みにより、芝浦工業大学への内部進学率70%を目指します。さらに、女子生徒の芝浦工業大学への進学率向上を目指し、中学・高等学校における女子生徒の入学者数の増加に取り組みます。あわせて、女子生徒が理工系分野に主体的に関わり、将来の進路として芝浦工業大学を具体的にイメージできるよう、ロールモデルの提示や進路ガイダンスの充実を図り、女子生徒が安心して挑戦し、学びを深められる学習環境を整備していきます。

 

(柏中学高等学校)

 柏中学高等学校は2030年に創立50周年を迎えます。創立の理念である「創造性の開発と個性の発揮」をハード面で具現化する新校舎建設構想や基本計画について、法人と連携しながら柏中高建設計画委員会にて検討が進められています。併せて、ソフト面で各種記念事業も行うことにしており、プロジェクト全体の具体的なスケジュールを固めていきます。

 なお、本プロジェクトの先行事業として、在校生の教育環境の充実を図ることを念頭に、これまでに第一グラウンドの人工芝張替え工事や本部棟の壁面などの塗り替え工事、小体育館の空調施設整備を進めてきました。2026年度は老朽化したカフェテリアの改修工事を行い、放課後に生徒たちが自習スペースとしても活用できるよう、その機能を強化します。

 教育面では、スーパーサイエンススクール(SSH)第Ⅲ期3年目となる2026年度に文部科学省によって行われる中間報告があることを意識しながら、それに続く第Ⅳ期申請に向けた準備を進めていきます。このほか、前年度に引き続き、本校から理系学部に進学した女子学生によるリケジョ講演会や芝浦工業大学が東北大学などと共同して設置している最先端放射光施設であるナノテラスの見学会を開催するほか、生徒の知的好奇心を育むために行っている課題研究を充実させるため、芝浦工業大学はもとより、連携協定を結んでいる千葉大学をはじめとした各大学の研究者を招いた模擬授業などを拡充します。

 このほか、福井県立大学恐竜学部の協力による同県勝山市での発掘体験などのフィールドワークを充実させるほか、2026年度に協定を結んだ国際教養大学などの特色ある地方大学との関係強化に努めます。芝浦工業大学との連携を基軸としながら、生徒たちのキャリア開発につながるさまざまな高等教育機関とも交流し、さらなる魅力アップに注力していきます。

13. キャンパスや諸設備の整備

 大宮キャンパスの再整備計画:O-CAMP2027の一環である新校舎9号館創発棟(2024年3月着工)が2025年12月に竣工し、2026年4月に供用開始となりました。また、体育館は老朽化が激しいことから、2026年1月より解体を行い、解体跡地に8月より新食堂・購買棟の建設に着手します。大宮キャンパスでは、芝浦工業大学創立100周年に向けてエントランス整備等の計画もあり、新しく生まれ変わります。豊洲キャンパスの教室棟・研究棟は竣工後20年が経ち、各所の老朽化が目立つことから、空調機械の更新や外壁改修を行います。また、柏中学高等学校の再整備計画においては、創立50周年事業としての計画を進めています。

14. リスクマネジメント体制の強化

 芝浦工業大学は、南海トラフおよび首都直下地震等の大規模災害に備えリスクマネジメント体制の強化を継続的に進めています。昨年度は、4キャンパスにおいて防災専門家と教職員が協働する「災害リスクアセスメントツアー」を実施しました。同ツアーの内容は研修動画として収録し全教職員が視聴できる仕組みとしています。2026年度は、災害時における負傷や人命に関わる事象の多くは事前の対策によって防止可能であるとの認識のもと、「できる対策をしないことこそが最大のリスクである」という視点で、防災意識の向上および安全対策の改善につなげてまいります。また、昨年度も高い評価を得た防災分野で高い発信力を有する人気YouTuberを活用し、学生を対象に防災教育の定着を図り、日常的な備えを促進する仕組みを構築します。

 化学物質管理については、法令改正や事業者責任の強化を踏まえ、全学的に統一された管理体制の下で、実効性の高い運用を継続・強化しています。危機管理室(薬品管理担当)を中核とした指揮命令系統により、薬品の登録・管理・廃棄を一体的に管理し、遵守状況の可視化とリスク低減を図ります。2026年度は、構築した化学物質管理サイクルを確実に定着させるとともに、施設課と連携した高圧ガス管理体制の整備に着手すること及び化学物質を取り扱う学生を対象とした教育・研修資料の充実を図ります。

15. 地域貢献・社会貢献

 芝浦工業大学は、社会貢献・地域貢献の一環として、教育・研究成果を広く社会および地域に還元し、「開かれた大学づくり」を推進しています。その取り組みの一つとして、多様な形で「学びの場」を提供してきました。地域と共にある大学として、これまで進めてきた地域自治体と連携した教育・研究・社会貢献活動を一層発展させ、豊洲キャンパスおよび大宮キャンパスを中心とした地域社会において、産学官連携の中核的存在となることを目指して取り組んでいきます。

 大学における公開講座は、大学の第三の機能である「社会貢献」を担う重要な役割を果たしています。大学が有する専門知識、いわゆる「大学の知」を広く社会や地域に還元することは大学の使命であるとの認識のもと、「芝浦工業大学らしさ」を前面に打ち出した公開講座を開講していきます。一般市民を対象としたオープンカレッジにおいては、オンラインおよびオンデマンド形式を効果的に活用し、受講機会の拡充を図ります。小中学生等を対象としたSTEAM教育プログラムでは、未来の理工系人材を育成することを目的として、実験や実習を中心とした体験型講座の充実に取り組みます。さらに、リカレント教育プログラムや履修証明プログラムなど、企業に勤務する社会人を対象とした教育プログラムの拡大にも取り組んでいきます。

 地域交流の取り組みとして、近隣小学校と連携して開催している小学生絵画コンクールについては、開催4年目を迎える2026年度において、新たな展開方法の検討を進めていきます。豊洲キャンパスでは、地域住民の交流の場として、フラワーガーデン、シバウラキッズパーク、レストラン・カフェ、有元史郎MEMORIAL CORNER、ストリートピアノなどの各種施設が地域に定着しています。これらの施設を引き続き活用し、地域との交流促進を図っていきます。大宮キャンパスにおいても、「だんだん広場」の活用に加え、新たに整備された施設を積極的に活用し、地域に開かれたキャンパスづくりを推進していきます。さらに、第三のキャンパスと位置付けている熱海セミナーハウスにおいても、地域と連携した講座やイベントの開催を通じて、熱海市を中心とした地域住民の皆さまとの交流を積極的に進めていきます。


以上