2023年度 成果報告

寄付総額


学校法人芝浦工業大学

2023年度は総額4億1279万6552円の温かいご支援を頂戴しました。

 2023寄付総額                                   
学校名 寄付金額
芝浦工業大学 346,549,795円
附属中学高等学校 31,382,257円
柏中学高等学校 34,864,500円

このうち個人の皆様からは、534件、約5,600万円のご支援を頂戴しました。

2023個人寄付

芝浦工業大学

2023年度は総額3億4,654万9,795円の温かいご支援を頂戴しました。

2023大学寄付


寄付目的等 寄付金額 詳細
大宮キャンパス施設整備資金 40,875,000円 大宮キャンパスの施設を整備するための資金に充てられます。
グローバル化推進支援資金 12,383,000円 グローバル化推進のための資金に充てられます。
課外活動支援寄付 2,453,000円 体育会・文化会に所属する各団体への援助金に充てられます。
女子の修士・博士進学支援基金 11,044,000円 「未来を担う理工系女性技術者の育成」のため、女子生徒の理工系進学を支援する資金に充てられます。
地方学生支援資金 10,686,000円

地方からの学生を支援する資金に充てられます。

SITアントレプレナー育成募金 240,000円

新しい価値を生み出す人材(アントレプレナー)を目指す本学学生や大学発ベンチャー支援に充てられます。

豊洲キャンパス完成募金 4,510,000円

豊洲キャンパスの完成を記念して、大講義室の座席(前面)に、ご芳名プレートを設置させていただきます。​

コロナ対策学生支援プロジェクト募金 10,000円

新型コロナウイルス感染症拡大による経済的困窮に伴う退学者を一人も出さないことを目標に、学生のための経済的支援を行うための資金に充てられます。

校友会 6,700,000円

校友会(卒業生団体)からのご支援です。

新年会                        200,000円
入学式等教育事業後援費             5,000,000円
大学院博士(後期)課程女性研究者育成奨学金支援 1,000,000円
芝浦祭大宮祭等                    500,000円

後援会 106,198,250円 後援会(保護者団体)からのご支援です。
父母懇談会開催諸経費援助       5,300,000円
学生関係事業(課外活動振興助成費)     2,210,000 円
学生関係事業(研究活動奨励助成費)   10,000,000円
学生関係事業(教育等奨励助成費)  74,688,250円
後援会奨学事業援助         14,000,000円
エスアイテック育英奨学金基金 20,000,000円 人物、学業成績が優秀で意欲的に課外活動に参加していると認められる学生に対し給付し、勉学と課外活動を奨励することを目的とした奨学金のための資金に充てられます。
研究奨励寄付 118,090,545円 教育研究の振興及び助成を目的として、各種団体及び民間企業等から承る寄付金です。
その他 16,557,000円 その他、使途を特定いただいた寄付金です。
芝浦ビジネスモデル・コンペティション運営資金      4,750,000円
アントレプレナーシップ醸成支援             7,000,000円
芝浦技術士会 事業運営資金          500,000円
その他経常経費補填             1,110,000円

附属中学高等学校

2023年度は総額3138万2257円の温かいご支援を頂戴しました。
附属中高2023

寄付目的 寄付金額
教育環境整備充実サポート寄付 13,060,000円
グローバル人材育成サポート寄付 10,210,000円
教育研究・課外活動サポート寄付 580,000円
使途特定寄付    7,532,257円



柏中学高等学校

2023年度は総額3486万4500円の温かいご支援を頂戴しました。
柏中高2023

寄付目的 寄付金額
教育研究環境整備資金 12,000,000円
使途特定寄付 22,864,500円


 

寄付金の活用・成果

大宮キャンパス施設整備資金

 大宮キャンパスでは、以前よりキャンパスの再編計画が行われており、システム理工学部は社会に必要とされる分野を拡充し、従来の学科制から課程制への移行を構想しています。 これには学生収容定員と教員をそれぞれ増員する必要があり、 新しい施設の建設が望まれます。2023年度は、1期工事となる新施設の実施設計が行われ、2023年度末に工事に着手し、 2025年12月末の完成を目指します。また、再編計画の一つである森の復興については、ナラ枯れの被害が深刻である事から、4号館前の雑木林の整備を行い、明るく学生が集える場所として2024年3月末の完成を目指します。今後は、2期工事となる既存体育館の改修や3期工事となるバスターミナル周辺の計画を検討してまいります。

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有元史郎グローバル化推進支援資金

創設者有元史郎の名をつけた本資金を活用し、学生が世界に通用するグローバル理工系人材としてのスキルを身につけられるよう、アフターコロナの中、オンラインやDXも活用して学びの機会を提供します。
芝浦工業大学は、文部科学省が進めるスーパーグローバル大学創成支援(SGU)事業に選定された私立理工系唯一の大学です。世界を体感できる質の高い国際教育は、本学の大きな特長です。2021年3月、文部科学省の中間評価において、本学の取り組みが最高評価の「S」となりました。「S」評価を得たのは、全採択大学のうち8校(22%)です。学生・教職員による幅広い取り組みが最高評価に結びつきました。引き続き本学のグローバル化の発展のために、ご支援をお願いします。
海外研修プログラムの拡大
SGU事業最終年度である2023年度においては、新型コロナウイルス感染拡大以前と同水準の学生を海外研修プログラムに参加させることを目標として活動した結果、渡航型プログラム1,263人とオンラインコース47人、計1,310人の学生が、無事に派遣プログラムに参加することができました。
2023年度は、イスラエルによるガザ地区攻撃、長引くロシアによるウクライナ侵攻や急激な円安による海外渡航費の高騰という、留学には深刻なマイナス要因が重なりましたが、コロナによる影響が完全に無くなり、留学を控えていた学生へのサポートを行ったことでパンデミック前の実績となりました。
寄付金は渡航費用の援助等に活用しました。
グローバル化の取り組み
  • GTI(Global Technology Initiative)コンソーシアム
 東南アジアにおける産業現場の課題や各国の環境・防災等を含む社会課題を取り上げ、それらの課題を解決することで、教育の質の向上、人材の育成と供給、イノベーションの創出、産業競争力の強化を推進しています。
  • 新専攻、プログラム、課程の開設
グローバル社会で活躍できる人材の育成を目指し、大学院国際理工学専攻、システム理工学部国際プログラム、先進国際課程を開設しました。

  • グローバルラーニングコモンズの充実
キャンパスの更なるグローバル環境の整備を推進していくために、日本人学生および留学生のためのスペースを充実させています。
学生の声
 マレーシアへの語学研修、マレーシア・ポーランドへの交換留学、インドネシアでの文化交流会、オンライングローバルPBL、GLCスタッフリーダー等を経験させていただきました。感謝しかありません。それらの経験と今までの私自身の価値観を照らし合わせて、将来やりたいことも明確になりました。卒業後は建設コンサルタントの海外技術部に進み、技術で世界に貢献します。(システム理工学専攻修了生)

 芝浦工業大学では、グローバルな環境に身を置くことのできる環境が整っています。私自身も、マレーシアでの語学研修、ポーランドでの研究室留学、GLC、GSS等で留学生との交流、プレゼンテーションの機会など、英語を使う場面が多くあり、たくさんの 友達ができました。多様な方々と触れ合う中で、視野が広がり、行動力がつき、前向きでどんな困難にも立ち向かえる心が育ちました。たくさんの方にご支援いただき、このような経験ができたこと、とても感謝しております。(生命科学科卒業生)

課外活動等支援寄付

本学の課外活動である体育会・文化会に所属する各団体の活動に対し、資金援助を行いました。特定の団体を指定していただいたご寄付については、その強化費や合宿所、練習場の整備費用、物品購入費や修繕保守費などに活用しています。

・箱根駅伝への挑戦
駅伝部専用寮「白亜寮」の運用を開始し、2027年までにチームでの箱根駅伝本選出場を目指します。寄付金は低酸素トレーニング設備の整備費用に活用しました。
過去には、本学の選手が関東学生連合チームとして箱根駅伝に出走しました。理工系では非常に珍しいことです。
・アメリカンフットボール部の活躍
 体育会アメリカンフットボール部「Fighting Engineers(愛称: NEERS)」は、2021年度に4年ぶりの2部リーグ昇格を果たし、 2023年度は2部リーグ3位という部創設以来の最高成績を収めることができました。1部リーグ昇格を目標とし、選手一同、日々励んでいます。寄付金は、タックルダミーなどのトレー ニング器具類、テーピングやスポーツドリンクなどの消耗品の購入費に活用しました。
学生の声
 いつも空手道部をご支援下さり、ありがとうございます。昨年は一昨年に比べて、マスクをつけない生活や例年以上の大会があり、充実しつつもチーム全体として課題が多く見つかる一年間となりました。
先輩方の支えのおかげで活動できていることへの感謝の気持ちを胸に練習に励み、チーム一丸となって目標達成のため日々精進していく所存です。今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。(デザイン工学科在学中 空手道部)

 私たちTeam Birdman Trialは、毎年夏に開催される鳥人間コンテストの人力プロペラ機部門の出場に向けて人力飛行機の設計から製作、飛行までを一年かけて行っています。
毎年、伝統の2人乗り機で出場しており大会でも注目されています。鳥人間コンテスト2023では多大なるご支援により6年ぶりの出場を果たすことができました。今 年も大会に出場し、チーム最高記録更新に向け精進してまいりますので、引き続きご支援よろしくお願い申し上げます。(機械工学科在学生 Team Birdman Trial)

女子の修士・博士進学支援資金

「未来を担う理工系女性技術者の育成」のため、2023年度大学院入学者から成績優秀な女子入学者へ奨学金として給付しています。

・大学院修士課程進学奨励給付奨学金
学科推薦で理工学研究科に進学し、その中で学業成績が優秀な学生を対象に奨学金を給付しています。今回新たに女子学生枠を新規で追加し、各学科等成績1位の女子学生に年額30万円を給付しています。
・大学院博士(後期)課程給付奨学金
修士課程から引き続き博士(後期)課程に進学し、十分な研究業績がある学生を対象に、学費を全額免除する奨学金給付しています。今回、女子学生枠として学費を半額免除する枠を新設しました。

地方学生支援資金

近年、首都圏の大学の「ローカル化」が進み、学生の出身地の多様性が失われつつあります。「教育も研究も、ダイバーシティの中でこそイノベーションが生まれる」という考えのもと、地方からの入学者比率を現在の18%から創立100周年の2027年度までに25%以上にすることを目標としています。今回の奨学金給付により、全国型大学への展開と全国で活躍する卒業生の輩出を推進し、永続的な大学の発展と地方創成への一助を目指します。

・朝日に輝く奨学金

2023年度の指定校推薦入学者選抜から、1都6県以外の各都道府県の入学者65名程度を対象に、4年間で最大200万円の授業料を減免しています。
※1都6県の出身者の場合でも通学時間2時間以上の者は対象に含まれます。


寄付

お問い合わせ芝浦工業大学
財務課
〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5(豊洲キャンパス本部棟14階)
TEL 03-5859-7250 / FAX 03-5859-7251
E-mail zaimu@ow.shibaura-it.ac.jp