大学間連携

工大サミット

グローバルエンンジニアの育成を目指し、日本の工科系大学が連携

芝浦工業大学は、2014年9月に私立理工系大学で唯一「スーパーグローバル大学創成支援事業(タイプB)」に採択され、グローバル化の牽引役を担っています。本事業の趣旨に基づき、2017年3月に日本の工科系大学が互いに連携し、グローバルに活躍できる人材育成に取り組むことを目的として、愛知工業大学・大阪工業大学・広島工業大学・福岡工業大学の4校の私立工業大学と共に「工大サミット」を発起し、2017年6月24日(土)にキックオフイベント「第1回 工大サミット」を開催しました。
現在は、東北工業大学、神奈川工科大学、福井工業大学、北海道科学大学も加盟し、本学を含めて9大学で活動を実施しており2022年12月には「第5回 工大サミット」が愛知工業大学 八草キャンパスにて開催されました。

1.経緯

資源を持たない日本にとっては、科学技術立国あるいは工業立国として発展していくことが重要であり、それを支えるグローバル理工学人材の育成が工科系大学の使命であるという考えから、同様の人材育成目標と人的資本を持つ工科系大学同士の連携を提案しました。
芝浦工業大学は、スーパーグローバル大学創成支援に加え、理工学教育のモデル構築とその基本的な枠組みおよび教育手法を国内に浸透させる拠点として、文部科学省から「教育関係共同利用拠点(大学の教員・職員の組織的な研修等の実施機関)」の認定も受けています。また、国内外の大学や企業との国際的な産学官連携を強めるため「GTIコンソーシアム」を発足させました。これらのプラットフォームを活かし、イノベーション創出と理工学人材育成を「工大サミット」により推進していきます。

2.「工大サミット」の取り組み内容

FD・SDプログラムの共催、教職員の交流などを促進し、大学教育の質保証(アクティブ・ラーニング型教育の実践、学修成果の測定と活用、社会人基礎力の教育)や、グローバル化への対応(国際通用性のある理工学教育、国際交流・留学の促進、教職員のグローバル化)など共通の課題に取り組みます。また定期的に取り組み内容の公開や今後の課題を検討するイベントなどを開催していく予定です。将来的には、国公立を含む日本全国の工科系大学の参画を目指し、グローバル理工学人材の育成をけん引していきます。

3.これまでの活動内容(関連ニュース)

第1回工大サミットキックオフイベント開催 (3.7MB)
第2回工大サミット開催 (1.2MB)
工大サミット連携 PBL in 広島
第3回工大サミット開催 (746.1KB)
第4回工大サミット開催 (4.7MB)
第5回工大サミット開催
第6回工大サミット開催


お問い合わせ芝浦工業大学
大学企画課
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