建築・環境課程

Architecture and Environmental Systems Program

建築・環境課程概要

建築・環境・都市分野を中心とする実践的専門知識・技術、および市民や企業との合意形成手法と職業倫理を身につけ、システム思考に基づく創造的な発想から国際社会や地域における諸問題を解決できる人材を養成する。

コース紹介

学びのキーワード

建築コース

  • 超高層建築
  • 脱炭素
  • 建築設計
  • スマート・ウェルネス
  • 建築デザイン
  • レジリエンス
  • 環境・設備設計
  • 空間プロデュース
  • 再生可能エネルギー
  • VR・AR
  • 免震・制震・耐震構造設計

環境・都市コース

  • 気候変動
  • 都市再生
  • レジリエンス
  • シミュレーション
  • 地域コミュニティ
  • 循環経済
  • 都市計画・都市デザイン
  • ウェルビーイング
  • 脱炭素
  • 再生可能エネルギー
  • 環境ビジネス
  • スマートシティ

教育研究上の目的・ポリシー

【建築・環境課程】
建築・環境・都市分野を中心とする実践的専門知識・技術と、これらを横断的に関連付ける知識・手法を修得させ、多様なステークホルダーと協働し、持続可能な社会の形成に貢献できる人材を養成する。研究においては、国際社会や地域における諸問題の探究と多様化する社会的ニーズに対応した学際的な研究を通して、持続可能な社会の発展に貢献することを目的とする。

【建築コース】
建築の計画・設計・生産・運用・維持管理・再生等に必要な建築計画分野、建築デザイン分野、建築構造・建築生産分野、建築環境・建築設備分野等を中心に、分野を横断して実践的専門知識・技術を修得させ、社会に必要とされる空間(建築)を創出できる人材を養成する。研究においては、多様化する社会的ニーズに対応した学際的見地からの建築に関する研究を通して、持続可能な社会の発展に貢献することを目的とする。

【環境・都市コース】
環境への負荷を減らしつつ活力ある社会をつくるために、都市計画分野、都市デザイン分野、環境工学・環境政策分野、環境ビジネス分野等を中心に、分野を横断して実践的専門知識・技術を修得させ、持続可能なまちづくりに貢献できる人材を養成する。研究においては、多様化する社会的ニーズに対応した学際的見地からの環境・都市に関する研究を通して、持続可能な社会の発展に貢献することを目的とする。

建築・環境課程では、教育研究上の目的に定める人材を育成するため、卒業時に以下の能力と素養を身につけ、卒業要件を満たした者に学位を授与します。
<基礎教養力>
DP-1(学部共通)
①グローバルな視点から多面的にひと・もの・ことを考える幅広い視野と教養を身につけ、諸問題を多面的かつ客観的に扱うことができる。
②科学技術が社会や自然に及ぼす便益とリスク、および技術者・科学者が社会に対し負うべき責任を理解し、社会に貢献する職業人としての倫理観に基づき行動できる。
③自然科学、情報技術等に関する知識を修得し、課題の解決に応用できる。

<総合的、学際的な知識やスキル>
DP-2(学部共通)
①目的の達成へ向けて取り組むべき具体的な課題を設定し、対象とするひと・もの・ことが関係する現象をシステムとして捉えることができる。(システム思考)
②システム思考を用いて、包括的な解決策を導き出すことができる。(システム工学)
③目標を達成するために、関係する人々と相互の知識や技術を関連付け合いながら、一人ひとりが最大の力を発揮するチームを形成し活動できる。(協働力)
④社会の具体的な課題を解決するアイデアをかたちにし、社会実装に向けて行動できる。(アントレプレナーシップ)
⑤新たな課題の解決に必要な知識やスキルを認識し、自らの可能性を広げる学修を継続できる。(生涯学修能力)

<コミュニケーション能力>
DP-3(学部共通)
① 技術文書の作成、口頭発表、討論等のコミュニケーションができる。
②英語の技術文書を理解、作成し、技術者・科学者と英語でコミュニケーションができる。

<専門知識を応用できる能力>
DP-4(建築コース)
①研究者・技術者としての基礎的素養
建築の計画・設計・生産・運用・維持管理・再生等に必要となる建築学分野の専門知識を修得し、社会的ニーズに応え、持続可能な社会の実現に貢献することができる。
②キャリアを見据えた高度な専門知識
国内外を問わず多様な人々と協働しながら、最新技術とシステム思考、柔軟な発想力でこれからの社会に必要とされる空間(建築)を創出できる。
③専門分野と他分野を関連付ける素養
主軸となる分野の専門知識を他分野と関連付ける分野横断型の知識と行動力を修得し、社会で活用できる。
DP-4(環境・都市コース)
①研究者・技術者としての基礎的素養
空間を創造し、環境をデザインするために必要となる環境工学・都市工学分野における環境政策、環境経営、都市計画、都市デザイン等の専門知識を修得し、社会的ニーズに応え、持続可能な社会の実現に貢献することができる。
②キャリアを見据えた高度な専門知識
国内外を問わず多様な人々と協働しながら、持続可能なまちづくりに必要な環境システム、対策、政策、ビジネス等を提案し、社会実装に寄与できる。
③専門分野と他分野を関連付ける素養
主軸となる分野の専門知識を他分野と関連付ける分野横断型の知識と行動力を修得し、社会で活用できる。

<コミュニケーション能力>
・技術文書の作成、口頭発表、討論等のコミュニケーションができる。
・英語の技術文書を理解、作成し、技術者・科学者と英語でコミュニケーションができる。

建築・環境課程は、学部のカリキュラム・ポリシーのもと、建築学・環境工学・都市工学分野の専門知識と、これらの専門知識を関連付ける分野横断型の知識を修得し、問題解決に応用できる能力が身につくように編成されています。専門科目のカリキュラムは、職業人としてのキャリア形成に必要とされる知識やスキルを具体的に示した以下のモジュール群を積み重ね、総合研究を行うことで、キャリアパスを見据えた学修ができるように構成されています。
本カリキュラムにより得られた学修成果は、多面的に評価(試験、レポート、設計図面、成果発表等)し、学生の振り返りを促すことにより、学修・教育到達目標の達成に導きます。

<基礎教養科目>
理数・情報、社会科学、人文科学、保健体育、英語で構成されています。
CP-1(学部共通)
①グローバルな視点で幅広い視野と教養を身につける社会科学、人文科学、保健体育、英語の科目を配置しています。
②職業倫理に関する幅広い視野と教養を身につける倫理科目を配置しています。
③自然科学と情報技術等に関する基礎知識を身につける理数・情報科目を配置しています。

<学際科目>
CP-2(学部共通)
①目的の達成へ向けて取り組むべき具体的な課題を設定し、対象とするひと・もの・ことが関係する現象をシステムとして捉える能力(システム思考)を身につけるシステム工学科目を配置しています。
②システム思考を用いて、包括的な解決策を導き出す能力(システム工学)を身につけるシステム工学科目を配置しています。
③プロジェクト活動を通してチームで共同して活動できる能力(協働力)を身につけるシステム工学科目を配置しています。
④ 社会の具体的な課題を解決するアイデアをかたちにし、社会実装に向けて行動できる能力(アントレプレナーシップ)を身につけるシステム工学、アントレプレナーシップ、SDGs・キャリアデザイン科目を配置しています。
⑤ 新たな課題の解決に必要な知識やスキルを認識し、自らの可能性を広げる学修を継続できる能力(生涯学修能力)を身につけるキャリアデザイン、アントレプレナーシップ科目を配置しています。

<学際科目(コミュニケーション)>
CP-3(学部共通)
①技術文書の作成、口頭発表、討論等のコミュニケーションができる能力を身につけるシステム工学科目、総合研究を配置しています。
②英語の技術文書を理解、作成し、技術者・科学者と英語でコミュニケーションができる能力を身につける英語科目を配置しています。

<専門科目>
CP-4a(建築コース)
主専攻モジュール
①建築系エンジニア、プランナー、デザイナーとしての基礎的素養を身につける主専攻モジュールで構成されています。
⚫︎ 専門基礎モジュール
建築学における「ものづくり」を学ぶ上での基礎知識となる建築の計画・設計・監理、および図面表記・表現手法を学ぶ科目で構成されています。また、建築、環境・都市分野を横断的に学ぶアクティブ・ラーニングやPBL(Project-Based Learning)科目も配置し、社会との繋がりや多様なニーズを意識させることも重視しています。
②キャリアを見据えた高度な専門知識を身につける主専攻モジュールで構成されています。
⚫︎ 建築計画モジュール
都市居住のための建築と社会状況との関連を学ぶ科目、建築・都市の構築環境の設計に必要な基礎知識と考え方を学ぶ科目、および観光に寄与する建築計画・設計論を学ぶ科目、建築基準法と都市計画法を中心に関連する法律を学ぶ科目で構成されています。
⚫︎ 建築デザインモジュール
建築設計情報を体系化する建築設計製図の基礎知識・技術を学ぶ科目、および各種のデジタルツールを活用した設計手法を学ぶ科目で構成されています。 Systems Design、モバイルプログラミング、情報セキュリティといった高度なシステムを実現するための専門知識に関する科目で構成されています。
⚫︎ 建築構造・建築生産モジュール
荷重や外力に対して安全な空間を設計するための構造力学の知識・理論や計算手法を学ぶ科目、RC 構造および鉄骨構造の構造設計手法や最先端の建築構造技術を学ぶ科目、および建築生産施工のプロセスや各種構造形式の建築技術を学ぶ科目で構成されています。
⚫︎ 建築環境・建築設備モジュール
室内環境を良好にするための空気、光、熱、音に関する知識・理論や計算手法を学ぶ科目、および建築設備(空気調和設備・給排水衛生設備・電気設備・消火/防災設備)の知識・理論や最先端の環境設備技術を学ぶ科目で構成されています。
⚫︎ 建築・環境(情報・工業)教職モジュール
「情報」・「工業」の教員免許状取得に必要な専門知識および指導法を学ぶための科目で構成されています。
⚫︎ 留学モジュール
国外短期留学に関する科目と建築学分野の専門知識を英語で学ぶための科目で構成されています。
③専門分野と他分野を関連付ける素養を身につける総合研究と副専攻モジュールを配置しています。
⚫︎ 総合研究
建築分野に関する基礎的専門知識と実践的専門知識・技術を駆使し、各自が設定した建築学に関連するテーマについての問題を解明し、総合的、学際的に具体的な解決策を導き出す能力を養います。

副専攻モジュール
⚫︎ 他の課程・コースの他コース向けモジュール

CP-4b(環境・都市コース)
主専攻モジュール
①環境・都市系エンジニア、プランナー、デザイナーとしての基礎的素養をを身につける主専攻モジュールで構成されています。
⚫︎ 専門基礎モジュール
環境工学・都市工学分野を学ぶ上での基礎知識となる統計知識、持続可能性評価手法、認証制度、諸課題の解決に必要な方策等を総合的に学ぶ科目で構成されています。また、建築、環境・都市分野を横断的に学ぶアクティブ・ラーニングやPBL(Project-Based Learning)科目も配置し、社会との繋がりや多様なニーズを意識させることも重視しています。
②キャリアを見据えた高度な専門知識を身につける主専攻モジュールで構成されています。
⚫︎ 都市計画モジュール
都市計画・設計に必要な基礎知識・技術、および誰にでも理解でき情報共有しやすい都市構造の概念図作成や都市模型の表現方法を学ぶ科目で構成されています。
⚫︎ 都市デザインモジュール
都市環境デザイン(アーバンデザイン)についての基礎知識(調査・計画・設計・マネジメント手法等)、都市の街路や広場、および地区レベルのデザイン事例と手法を学ぶ科目で構成されています。
⚫︎ 環境工学・環境政策モジュール
環境・エネルギー問題の解決に必要な国内外の環境政策や持続可能なエネルギーシステムの基礎知識・理論を学ぶ科目、地球・地域・都市レベルで環境問題の実例を通した対策の社会実装を学ぶ科目、および都市の環境問題とその対策への理解を深め、具体的な事例から環境アセスメントの基礎知識を学ぶ科目で構成されています。
⚫︎ 環境ビジネスモジュール
脱炭素化と地域活性化を実現する具体策を考える上で必要なESG(Environment, Social,Governance)など国際社会における環境ビジネスの動向や基礎知識を学ぶ科目、および地域の脱炭素化と社会的課題の解決を同時に取り組むビジネスモデルについて実践的に学ぶ科目で構成されています。また、本モジュールでは、批判的思考力と問題解決能力を深めることで、社会の諸課題に主体的に取り組む姿勢を意識させることも重視しています。
⚫︎ 建築・環境(情報・工業)教職モジュール
「情報」・「工業」の教員免許状取得に必要な専門知識および指導法を学ぶための科目で構成されています。
⚫︎ 留学モジュール
国外短期留学に関する科目と環境工学・都市工学分野の専門知識を英語で学ぶための科目で構成されています。
③専門分野と他分野を関連付ける素養を身につける総合研究と副専攻モジュールを配置しています。
⚫︎ 総合研究
環境・都市分野に関する基礎的専門知識と実践的専門知識・技術を駆使し、各自が設定した環境工学・都市工学に関連するテーマについての問題を解明し、総合的、学際的に具体的な解決策を導き出す能力を養います

副専攻モジュール
⚫︎ 他の課程・コースの他コース向けモジュール

建築・環境課程は、学部のディプロマ・ポリシーとカリキュラム・ポリシーのもと、建築・環境分野(建築学・環境工学・都市工学領域)のみならず、他の課程・コースの分野にも触れる分野横断型の学修を実践します。この学修を実りあるものとするため、以下のような人物の入学を求めます。

求める人物像
AP-1
持続可能で豊かな社会の実現に強い関心と意欲をもち、国際的視点に立った研究者・技術者をめざす人。

AP-2
生命科学課程の教育・研究環境を十分に活用して、より高いレベルの学びに自主的に取り組むことができる人。

AP-3
誠実な人間性、倫理観と適切なコミュニケーション能力をもち、科学技術にかかわる者として良識のある行動ができる人。

AP-4a(建築コース)
建築コースでは、対象分野の教育・研究への取り組みを実りあるものとするため、以下のような人物の入学を求めています。
①数学、情報技術などの基礎教養科目と建築学の専門科目を学ぶために必要となる基礎学力を身につけている人。
②建築学の基礎を理解し、多様化する社会的ニーズに対応したまちづくりや、持続可能な豊かな社会の実現に挑戦する人。

AP-4b(環境・都市コース)
環境・都市コースでは、対象分野の教育・研究への取り組みを実りあるものとするため、以下のような人物の入学を求めています。
①情報技術などの基礎教養科目と環境工学・都市工学の専門科目を学ぶために必要となる基礎学力を身につけている人。
②環境工学・都市工学の基礎を理解し、多様化する社会的ニーズに対応したまちづくりや、持続可能な豊かな社会の実現に挑戦する人。

高等学校等で身につける学力の3要素
本課程への入学を希望する人は、高等学校等において以下の能力を身につけておくことを求めます。
(1)高等学校等の課程で学ぶ知識・技能(特に英語、数学、理科)
(2)思考力・判断力・表現力等の能力
(3)主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ能力
上記の能力を多面的・総合的に評価するため、システム理工学部のアドミッション・ポリシーを指針とした入学者選抜を実施します。

本課程においては、上記の能力等を総合・多面的に評価するため、以下の入学者選抜を実施します。評価の重みづけ(配点等)は、各選抜方式の要項を参照してください。
⚫︎一般入学者選抜の前期・後期・全学統一日程入試では、(1)を重視するとともに、筆記試験、外部試験により(2)を評価します。
⚫︎一般入学者選抜の大学入学共通テスト利用方式では、多科目の合計点により(1)(2)の総合的な能力を重視した評価を行います。
⚫︎学校推薦型入学者選抜では、調査書により(1)(2)を評価し、面接により(1)〜(3)を総合的に評価します。
⚫︎総合型選抜では、基礎学力調査、外部検定試験などにより(1)(2)を評価し、面接で(1)〜(3)を総合的に評価します。
⚫︎特別入学者選抜では、外部検定試験、筆記試験等により(1)(2)を評価し、提出書類、面接により(1)〜(3)を総合的に評価します。

学修・教育到達目標