豊洲の廃棄Q&A

※1洗浄困難ガラス器具用 ※2ガラス製品(洗浄済み)用
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Q.ジクロロメタンが付着したガラス器具を洗浄したときの廃液はどの分類に入れればよいのでしょうか?
A.アセトンなどの有機溶剤で洗浄した場合は、「ハロゲン系有機溶剤」としてください。
Q.水溶液をジクロロメタンで抽出した後の水層は、どのように廃液に入れればよいのでしょうか?
A.「ハロゲン系有機溶剤」とし含有物欄に「ジクロロメタン」と記載してください。
Q.有機廃液中に混入している金属系無機物についてはどの程度詳しく記述するのですか?
A.金属元素(水銀、クロム、カドミウム、鉛、ヒ素、セレン、オスミウム、タリウム、ベリリウム、銅、亜鉛、マンガン、ホウ素、りんなど)については、すべてを申請書に記載し、およその濃度(微量、少量、多量でも可)記載してください。
Q.有機合成に使用したパラジウム化合物を含む水層はどの区分の廃液に回収すればよいのですか?
A.水層中に含まれる有機物含有量が5%以下ならば「金属含有廃液」、5%以上なら「有機溶剤」にて申請してください。
Q.フェロシアン化物やフェリシアン化物は安定な物質なのに、シアン化合物溶液として出さなければならないのはなぜですか?
A.廃棄物処理の工程では安定なシアン化物もシアン含有廃液と一緒に処理するようになっています。また、実験に使用したシアン錯体が安定かどうかを安易に判断するのは危険な場合があるためです。
Q.SDS(ドデシル硫酸ナトリウム)でカーボンナノチューブ(CNT)を分散させた溶液を透析する実験で生じた透析液はどの廃液に分類すればよいでしょうか?
A.透析液にはCNTはほとんどないと考えられますが、透析液には界面活性剤(SDS)が含まれていますので、「有機溶剤」として申請してください。
Q.リン酸の区分は何でしょうか?
A.「酸廃液」として申請してください。
Q.実験廃液中に沈殿や懸濁物があるのですが、そのまま廃液として出してよいのでしょうか?
A.沈殿や懸濁物の量が多い場合は可能な限り濾別して付着物と廃液に分けて出してください。濾別後、沈殿を廃試薬、ろ紙を付着物、濾液を廃液として出してください。なお、硝酸銀溶液の廃液では光によって黒色の銀(沈殿物)が生じますが、この場合廃液として出してください。
Q.廃液の中にガラス片などが入ってしまった場合はどうすればいいのでしょうか?
A.廃液回収時に、担当にお声がけください。シールに 例)『ロートのガラスの片混入』と記入してください。
Q.ヨウ素とヨウ化カリウムの水溶液はどの廃液に入れればよいのでしょうか?
A.「金属含有廃液」として申請してください。
Q.実験で生じた固形物(化学物質が主体)はどのように廃棄すればよいのでしょうか?
A.密閉できるガラスかプラスチックの空きビンに入れ、「廃試薬」して申請してください。その際、種類欄に含有物質名あるいは含有元素名を記載してください。
Q.陽イオンの交換樹脂はどのように廃棄すればよいのでしょうか?
A.「廃試薬」として申請してください。
Q.GCやHPLCのカラムはどのように廃棄すればよいのでしょうか?
A.「廃試薬」として申請し、その際、種類欄に充鎮剤の種類を記載してください。
Q.実験中に水銀温度計が割れて溶液中に水銀がこぼれてしまいました。この溶液はそのまま水銀廃液に入れてもよいのでしょうか?
A.ポリタンクに入れて大丈夫ですがその水銀廃液は都度、施設課に持ち込んでください。
Q.水銀をこぼした時の対処法は?
A. 水銀をこぼしたときを参考に対処してください。
Q.過酸化リチウム(固体)を捨てたいのですが、どのように廃棄すればよいのでしょうか?
A.アルカリ金属やアルカリ土類金属の過酸化物は消防法 第1類(酸化性固体)の危険物ですので、有機物との接触を避けねばなりません。また、水分と反応して過酸化水素水が発生しますので吸湿しないよう密閉しなければなりません。したがって空きビンなどに入れ密栓して廃試薬として出してください。
Q.金属くずで出せない金属とは?
A.廃掃法の特別管理産業廃棄物に該当する、水銀は都度施設課に相談し、カドミウム、鉛、六価クロム、ヒ素、シアン、セレンは廃試薬もしくは実験廃棄物としてください。
Q.シリカゲルやアルミナが塗布した薄層クロマトグラフ(TLC)用ガラスプレートはどのように廃棄すればよいのでしょうか?
A.実験廃棄物として回収します。専用の一斗缶※1に溜めおき回収申請時付着物を記載して提出してください。
Q.感染性以外の実験で使用したゴム手袋やディスポーザブル手袋はどのように捨てればよいのでしょうか?
A.実験廃棄物として回収します。45Lのポリ袋を二重にし空気を抜いて入れ口をしっかり絞ってください。
Q.薬品のビンを割ってしまいました。どのように廃棄すればよいのでしょうか?
A.有害物付着がある場合:取扱い時にケガをしないよう、専用の一斗缶※1に溜めおき実験廃棄物として回収申請時に付着物を記載して提出してください。
有害物付着がない場合:取扱い時にケガをしないよう、専用の一斗缶※2に溜めおき実験用薬品ビン(容器】の回収時に出してください。
Q.グラスウールはどのように廃棄しますか?
A.実験廃棄物として回収します。45Lのポリ袋を二重にし空気を抜いて入れ口をしっかり絞ってください。
Q.汚れが取れないビンはどうしますか?
A.実験廃棄物として回収します。専用の一斗缶※1に溜めおき回収申請時付着物を記載して提出してください。
Q.金属、プラスチックなど異素材を組み合わせたものはどう廃棄しますか?
A.金属が水銀は都度施設課に相談し、カドミウム、鉛、六価クロム、ヒ素、シアン、セレンは廃試薬もしくは実験廃棄物としてください。有害物が付着していないものは管財課に相談してください。
Q.使用済み薬品の容器を再利用したいのですがどうしたらいいですか?
A.IASO利用研究室はで空ビン登録水または適当な溶剤など必要回数洗浄※し、洗浄液は廃液分類のポリタンクに回収し再利用してください。廃棄の際は実験用薬品ビン(容器】回収時に出してください。
Q.滞留廃液類回収申請書 廃液No.1〜15に記載されている物質が混合した場合の処分の区分はどうしたらいいですか?
A.基本的に廃掃法の特別管理産業廃棄物に該当するクロム<シアン<カドミウム<鉛<ヒ素<セレン<水銀と処理No.が大きい物質側の区分としてください。その他金属と有機溶媒が混合している場合は有機物含有量が5%以下ならば「金属含有廃液」、5%以上なら「有機溶剤」にて申請してください。
Q.有機リン化合物溶液、その他重金属塩(溶液)、多量の水を含む有機溶剤が混合した場合の区分はどうしたらいいですか?
A.有機リン含有廃液として申請してください。
Q.リンが構造に入っている有機物と多量の水を含む有機溶剤(あるいは可燃物有機溶剤)が混合した場合の区分はどうしたらいいですか?Ex)リン酸トリブチルをアセトン(と水)で洗浄した場合
A.有機リン含有廃液として申請してください。
Q.チオシアン酸水銀はどのように処分すればいいでしょうか?
A.水銀は付着物も含め都度、施設課(研究棟5階)にお持ちください。
Q.アセトン、ベンゼン、硝酸、硫酸、塩酸などが付着したキムタオル、キムワイプはどうしたらいいですか?
cA.実験廃棄物として回収します。45Lのポリ袋を二重にし空気を抜いて入れ口をしっかり絞ってください。ontent
Q.不揮発性溶媒(イオン液体など)をキムタオルで拭いた場合、どうしたらいいですか?
A.実験廃棄物として回収します。45Lのポリ袋を二重にし空気を抜いて入れ口をしっかり絞ってください。
Q.廃掃法の特別管理産業廃棄物以外の危険性があると思われる物質(フッ酸など)が付着した実験連想物の処分はどうしたらよいですか?
A.実験廃棄物として回収します。45Lのポリ袋を二重にし空気を抜いて入れ口をしっかり絞ってください。
Q.ヒ素とシアンが付着した場合の実験連想物の処分方法はどうしたらいいですか?
A.付着物に「ヒ素・シアン」と記載してください。
Q.有機物が付着したSiO2粒子(50μm)の処分はどうしたらいいですか?
A.廃試薬とし、「シリカ」と付着物を記載してください。
Q.有機物が付着したSiO2粒子(50μm)にシアン化物が付着した可能性のあるものの処分はどうしたらいいですか?
A.廃試薬とし、「シリカ」とシアン化合物付着と記載してください。
Q.有機溶媒(不揮発性)が付着したパスツールの処分はどうしたらいいですか?
A.洗浄が困難な場合:専用の一斗缶※1に溜めおき実験廃棄物として回収申請時に付着物を記載して提出してください。
洗浄が可能な場合:専用の一斗缶※2に溜めおき実験用薬品ビン(容器)の回収時に出してください。
Q.有害物質が付着したガラス器具を捨てる場合、実験廃棄物回収or実験用薬品ビン回収のどちらなりますか?
A.洗浄が困難な場合:専用の一斗缶※1に溜めおき実験廃棄物として回収申請時に付着物を記載して提出してください。
洗浄が可能な場合:専用の一斗缶※2に溜めおき実験用薬品ビン(容器)の回収時に出してください。
Q.薬品使用プラスチック器具の処分はどうしたらいいですか?
A.洗浄が困難な場合:実験廃棄物として回収申請時に付着物を記載して提出してください。
洗浄が可能な場合:実験用薬品ビン(容器)の回収時に出してください。
Q.有害物質の付着がないエッペンドルフのチップ(プラ)の処分はどうしたらいいですか?
A.有害物質の付着がなければ、普通産業廃棄物(生活系事業ゴミ)としていただきたいのですが、判断に迷うようなものは処分できる状態にして施設課(研究棟5階)にお持ちいただくか、写真をshisetsu@ow.shibaura-it.ac.jpにお送りください。
Q.実験で作製したリンを含むガラス、ホウ酸・亜鉛を含むガラスの処分はどうしたらいいですか?
A.専用の一斗缶※2に溜めおき実験用薬品ビン(容器)の回収時に出してください。
Q.実験でガラスを作製した際に使用したガラス付着るつぼの処分はどうしたらいいですか?
A.実験廃棄物として回収申請時にガラス付着と記載して提出してください。
Q.ゼオライトのみを処分する際はどうしたらいいですか?
A.廃試薬として申請してください。
Q.ゼオライト中にCsやSrを内包した場合の処分はどうしたらいいですか?
A.Cs(セシウム)・Sr(ストロンチウム)の場合、放射性物質が疑われます。その場合、施設課に連絡下さい。
Q.実験で作製したガラスと樹脂、ゼオライト。ガラスと樹脂、ゼオライトるつぼが一体化したものの処分はどうしたいいですか?
A.状態によって廃試薬あるいは実験廃棄物となりますが、どちらで申請したとしても何が混ざっている(付着している)など可能な限り詳細を記載してください。
Q.少量の王水が含まれる金属含有廃液はどのように処分したらいいですか?
A.酸廃液として申請してください。
Q.液体塗料や塗料をふき取ったウェスなどの廃棄はどうしたらいいですか?
A.液体のものはそのままでは処理できません。「残塗料処理剤」を使用して固めるか、フタを開けて完全に固化してから大型廃棄物置場に廃棄してください。塗料をふき取ったウェスは酸化して自然発火の恐れがあるため必ず空気抜いて入れ口を絞ってください。(理由:ゴミ保管に置いてあった塗料付きのウェスが酸化し保管庫内で小火が発生した事項事例があるため)