宇宙探査・テラ-メカトロニクス研究室

Terra-Mechatronics Researches

月・惑星探査ローバの画期的な移動・作業技術の開発, そして, 地上の不整地フィールドへの応用利用・展開へ

月面模擬環境を用いた探査ローバの走行試験
不整地環境での作業を実現している特殊農業ロボット
スクリュー車輪を用いた月面探査ローバ

月面のような未開拓・不整地地盤を走破する画期的な移動ロボットシステムの構築に取り組んでいます。月面はレゴリスと呼ばれる非常に粒子の細かい軟弱砂で覆われています。軟弱砂上および岩や石を乗り越えるための特殊な車輪開発や特殊機構を持ったロボットの開発をしています。また、このような研究から発展させた災害レスキュー車両用の空気レスタイヤや農業機械の開発, そして機構・センシング・制御・AIといったものも活用したあらゆる社会課題のためのロボティクスシステムの研究を行っています。

システム理工学部 機械制御システム学科 / 理工学研究科 修士課程システム理工学専攻 / 理工学研究科 博士課程機能制御システム専攻
宇宙探査・テラ-メカトロニクス研究室
担当教員 飯塚 浩二郎
キーワード
宇宙ロボティクス、移動機構、不整地・軟弱地盤
研究室の場所
大宮キャンパス 5号館4F 5473-1

学べる分野

  • 機械工学
  • 宇宙工学
  • 電子工学
  • スポーツ・健康科学

社会のために

月や火星といった大変厳しい環境において移動や作業を実現させるロボットを創造・開発・研究していくことで, 地上における不整地フィールドにおいて, 新しく, そして画期的なロボットシステムを提案しています. 特に災害現場, 農業現場といった移動や作業が難しい環境において, 機構・センシング・制御・AIといった技術による社会貢献・支援できるシステム作りをしています.

研究テーマ

  • 特殊機構や生物機能を搭載した月・惑星探査ローバの開発
  • 月・惑星探査ローバの走行データを利用した機械学習による走行状態推定
  • 特殊移動機構を持たせることによって高いパフォーマンスを実現する不整地農作業支援ロボットの開発

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