協調制御研究室
制御システムの調和
人間は一人ではできないことでも、複数の人が参加しそれぞれの力を合わせてやれば多くの問題が解決できます。自然界でも鳥や魚などの動物が一定規模の動物の群れを結成し、有効に外敵を防御しています。この手法はシステム制御分野では「協調制御」と呼ばれています。当研究室では、さまざまな実システムを対象に、協調制御に基づく制御系解析と設計を研究しています。さらに、実用化に向けて耐故障性を持つロバスト分散制御にも取り組んでいます。

システム理工学部 | 数理科学科 |
担当教員 | 翟 貴生 |
所属学会 | システム制御情報学会/計測自動制御学会/米国電気電子学会(IEEE) |
キーワード | 数理科学、制御システム、最適化技法、システム工学 |
学べる分野
数学、制御工学、情報科学社会のために
当研究室が提案している分散協調制御理論とアルゴリズムは広域電力系統の安定な電力供給、交通信号システムの解析設計、マルチロボットの協力作業、ハイブリッド車の低燃費化等に適用できます。研究テーマ
- マルチエージェントシステムの分散制御
- 非線形ハイブッドシステムの解析と設計
- 道路交通網のトラフィック解析と渋滞緩和法