波動情報システム研究室
音で観る。音で診る。
耳では聞こえない高い周波数の音波を用いて、体の中の情報を得る方法について研究しています。病院では、超音波診断装置を用いた診断が日常的に行われていますが、次世代の診断装置の基礎を築のが研究のメインテーマです。また、音波による生体組織診断のための、超音波顕微鏡についても研究しています。この分野の研究には、ハードウェアからソフトウェアにわたる幅広い知識が必要ですが、だからこそおもしろいのです。

システム理工学部 | 電子情報システム学科 |
担当教員 | 田中 直彦 |
所属学会 | 日本音響学会/日本超音波医学会/米国電気電子学会(IEEE) |
キーワード | 医療、超音波、信号処理、音響、生体情報、電子回路 |
学べる分野
通信工学、電子工学、医用生体工学、超音波工学社会のために
病院で血流観測に使われる超音波ドプラ診断装置では、高速の血流が誤って観測される問題があります。我々の考えた広帯域ドプラ法では、この問題が解消できます。今、実用化をめざして奮闘中。研究テーマ
- 血流イメージングのための広帯域ドプラ法
- 低MI広帯域ドプラ法
- 広帯域ドプラ法のためのMTI処理