高温物理化学研究室

High-Temperature Physical Chemistry

"熱物性と構造 "の観点から脱炭素化に貢献する

高温で生成する材料は複雑な組織をしているため、「熱物性×組織」の観点から研究を行っています。特に鉄鋼製造プロセスなどの高温プロセスに着目しています。高温プロセスで発生する熱を利用・制御する研究と、発生した熱がどのように伝わるかを正確に評価する熱物性の研究を行っています。さらに、熱物性研究の観点から航空・宇宙分野にも研究を広げています。

工学部 物質化学課程 環境・物質工学コース / 理工学研究科 修士課程材料工学専攻 / 理工学研究科 博士課程地域環境システム専攻
高温物理化学研究室
担当教員 遠藤 理恵
キーワード
熱物性、熱抵抗、金属、酸化物

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • 気候変動に具体的な対策を
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任つかう責任

学べる分野

  • 材料工学
  • 物理化学
  • 熱力学
  • 固体物理学

社会のために

脱炭素に向けて、「熱」の観点から課題に取り組んでいます。私たちの生活に必要不可欠なエネルギーは、究極的には熱エネルギーとなって排出されるからです。特に鉄鋼製造などの高温プロセスでは大量の熱が発生しています。この熱を利用し,制御する技術が求められています。

研究テーマ

  • 鉄鋼製造の高温プロセスに関わる酸化物の熱物性
  • 鉄鋼製造プロセスのサーマルマネジメント
  • 惑星探査機のための熱物性計測

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