生物物理学研究室

Laboratory of Biophysics

力と温度を感じ、運動を制御する

細胞運動の代表的実験材料のクラミドモナス

生き物が「力」や「変形」を感じる機械受容は、触覚・聴覚・平衡感覚など、さまざまな重要な感覚の基礎となっています。機械受容は、さらに、細胞の分化などの多種多様な生体機能に影響することが近年明らかになってきており、メカノバイオロジーという新しい学問分野を形成しています。当研究室では、細胞が機械刺激や温度を感じる機構、受容した情報の処理機構、その情報に基づいた運動の制御機構を研究しています。

システム理工学部 生命科学科 生命科学コース / 理工学研究科 修士課程システム理工学専攻 / 理工学研究科 博士課程機能制御システム専攻
生物物理学研究室
担当教員 吉村 建二郎
キーワード
バイオセンサ、バイオテクノロジー、バイオナノテクノロジー、細胞工学、制御システム、基礎生物学、タンパク質、DNA、遺伝子工学

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • すべての人に健康と福祉を
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう

学べる分野

  • 生物学
  • 生命科学
  • 生物工学
  • 生物物理学

社会のために

繊毛やイオンチャネルの機能不全は、繊毛関連疾患やチャネル関連疾患として知られているさまざまな疾患と関連しています。私たちの研究は、繊毛やイオンチャネルの機能を解明することにより、そのような機能不全を解決することを目指しています。

研究テーマ

  • 機械受容のメカニズムの研究
  • 繊毛運動のメカニズムの研究
  • 温度に対する細胞の反応の研究

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