水圏生態工学研究室

Aquatic Environmental Eco-Engineering

物質循環を駆動する水圏環境微生物の生態学解析、微生物機能を利用した水処理技術の開発

環境の世紀といわれる21世紀は、気候変動や生態系の破壊により深刻な水不足に直面している。持続可能な社会及び安定した生態系を構築するために、限られた水資源の保全及び循環利用対策が課題となっている。本研究室は、生態系の分解者である環境微生物に注目し、その環境中の様々な物質循環における役割の解明、及び生物学的水処理技術の実用化に関する研究を行っている。

工学部 物質化学課程 化学・生命工学コース / 理工学研究科 修士課程応用化学専攻 / 理工学研究科 博士課程地域環境システム専攻
水圏生態工学研究室
担当教員 李 沁潼
キーワード
環境浄化、微生物、生態系、水処理
研究室の場所
豊洲キャンパス研究棟 12F 12G25

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • 安全な水とトイレを世界中に
  • 緑の豊かさも守ろう
  • 海の豊かさを守ろう

学べる分野

  • 環境微生物学
  • 環境生態工学
  • 環境農学
  • 環境化学

社会のために

生態系の分解者である環境微生物の特性解明及びその制御方法の探索は、水資源の持続可能な利用と健全な水環境マネジメントの構築に役立つと考えられる。

研究テーマ

  • 窒素循環に関与する微生物(特に硝化微生物)の生態特性の解明
  • 富栄養化湖沼におけるメタン酸化過程の解明
  • 微生物機能(特に硝化微生物)を利用した上下水処理技術の安定化と効率化

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