高分子構造化学研究室

Polymer Structural Chemistry Laboratory

ナノレベルの構造を正しく計測する

我々の周りには様々な材料があります。それぞれの材料には硬さや耐久性、手触りといった特徴があり、適材適所で使われています。材料が持つこれらの特徴は物性と呼ばれており、自由自在に物性を制御することが材料科学の目標です。それでは、物性制御のために必要な情報は何でしょうか。その一つに、材料を構成する原子・分子の構造が挙げられます。ナノメートルという極めて小さいサイズにおける原子・分子の構造が、材料の物性に大きく影響することが分かっています。当研究室では、そのようなナノスケールの構造を正確に測定する装置の開発を通し、社会に貢献することを目指します。

工学部 物質化学課程 化学・生命工学コース / 理工学研究科 修士課程応用化学専攻 / 理工学研究科 博士課程地域環境システム専攻
高分子構造化学研究室
担当教員 廣井 卓思
キーワード
高分子、ソフトマテリアル、構造解析、分子分光、散乱
研究室の場所
大宮キャンパス 3号館1F 3100-2

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • すべての人に健康と福祉を
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任つかう責任

学べる分野

  • 物理化学
  • 光学
  • 高分子物性学
  • 分析化学

社会のために

我々が特に注目している高分子材料は、健康長寿社会実現のための生体適合性材料などに用いられています。このような材料開発の指針を与えるような構造解析を目指しています。

研究テーマ

  • 高精度動的光散乱装置の開発による揺らぎ計測
  • 中性子散乱を利用したソフトマテリアルの構造解析
  • 新奇分光装置の開発を通した分子ダイナミクスの解明

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