表面化学研究室

Nanostructured Materials Laboratory

ナノ空間に広がる「分子の運動場」:表面と分子の化学を探索する

私たちの研究室では、固体と液体および固体と気体の界面つまり「表面」に注目しています。表面に吸着した分子をナノレベルで観察すると、表面構造を反映して集合体や複合体形成し、さまざまな機能を発現します。このような表面修飾系は、広義の有機無機ハイブリッド材料と考えることができ、有望な機能性材料となります。私たちは分子と固体表面の相互作用を研究するために、表面敏感な分光法と顕微鏡を連結した独自のシステムを構築しました。さまざまな用途で活躍する表面機能材料の創製を目指しています。

工学部 先進国際課程 / 理工学研究科 修士課程国際理工学専攻 / 理工学研究科 博士課程地域環境システム専攻
表面化学研究室
担当教員 ジェズニチカ イザベラ イレナ
キーワード
触媒、表面科学、ナノサイエンス、バイオセンシング
研究室の場所
大宮キャンパス 4号館3F 4306-1A

学べる分野

  • 表面科学
  • 分子分光法
  • 真空科学
  • 電気化学
  • 機器分析

社会のために

太陽電池や蓄電池、触媒、フラットディスプレイ、センサーなどのデバイスには、ナノテクノロジーによって作られた高度な表面界面構造が使われています。分子の表面における振る舞いをナノスケールで理解し制御することは、機能性材料を創製するために必要な基礎研究のひとつです。

研究テーマ

  • 表面構造を鋳型とするハイブリット型金属有機構造体の研究
  • 金属ナノクラスターやナノ粒子の合成と機能性の研究
  • 電池用空気極触媒の開発とその反応機構の検討

関連コンテンツ