マイクロロボティクス研究室
Micro Robotics Laboratory
昆虫をお手本にした小さくて賢いロボット
小さい世界では、重力は弱くなり、摩擦や表面張力などが強くなります。高い所から飛び降りても大丈夫ですし、壁も歩けます。昆虫はこのような小さい世界で成功している生物で、複眼や感覚毛など小さい世界で有効な機能を持っており、小さい機械の良いお手本になります。昆虫の構造や神経系を模倣し、MEMS(マイクロマシン技術)とメカトロニクス技術を融合させたマイクロロボットの実現をめざしています。
この研究室が取り組んでいるSDGsの活動
学べる分野
- 機械工学
- 電子工学
社会のために
マイクロロボットは、配管など人が入れない狭い場所の点検修理、災害現場では人を探す機能だけを持つ安いロボットの大量投入、惑星探査における広範囲の環境調査などの応用が期待されています。
研究テーマ
- 昆虫機能規範型マイクロマシン・センサ
- 形状記憶合金アクチュエータによるマイクロサーボ機構
- 超小型から超大型までのロボット技術のスケール効果
研究室クローズアップ
研究室では、組込マイコンや電子回路、機械構造などの設計・製作設備やMEMSデバイスの製作プロセス装置などを自由に使って研究を進めることができます。扱う専門分野が広いので、いろいろなことにチャレンジしたい人におすすめです。