材料強度学研究室

Material strength Laboratory

マルチマテリアル構造を可能にする機械的接合!

ボルトの締り具合を測定する世界初のレンチ

近年,自動車などの輸送機器において,様々な材料を適切に用いることで,軽量かつ高強度の構造物を作るマルチマテリアル構造化が進められています.マルチマテリアル構造を実現するためには,異種金属同士や,樹脂と金属のように,異なる材料を高い信頼性で接合する技術が必須です.本研究室では,マルチマテリアル構造を実現するために,ボルト・ナットに代表されるねじ締結や,高速で金属に鋲を打ち込むことで接合する高速打鋲接合に関する研究を行っています.

工学部 機械機能工学科 / 理工学研究科 修士課程機械工学専攻 / 理工学研究科 博士課程地域環境システム専攻
材料強度学研究室
担当教員 橋村 真治
キーワード
金属疲労、締結・接合技術、機械要素、ボルト締結体、信頼性
研究室の場所
豊洲キャンパス研究棟 4F 04C32-a

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任つかう責任
  • 質の高い教育をみんなに

学べる分野

  • 材料力学
  • 材料強度学
  • 機械設計工学
  • トライボロジー

社会のために

当研究の成果は、あらゆる機械構造物で利用され、特に軽量化と信頼性が求められる新幹線や自動車などの組立に役立てられています。これからのマルチマテリアル時代に欠かせない機械接合技術の信頼性向上に貢献します。

研究テーマ

  • 高速打鋲接合に関する研究
  • 非鉄金属性ボルトの疲労強度特性に関する研究
  • 薄板のボルト締結体の剛性や疲労強度に関する研究
  • ボルト締結体の締付け軸力管理手法に関する研究

研究室クローズアップ

本研究室は、2013年から新しくできた研究室で、大学院生と学部生12名で楽しく研究を行っています。機械の強度や安全設計をキーワードに、楽しくアクティブに!時には厳しく研究を行っています。

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