ナノ・マイクロ応用理工学研究室

Nano-Micro Advanced Science & Technology Laboratory

微小なエネルギー・流体機械をめざして

試作したガス分離用MEMSデバイス

昔、人間と乗り物が小さくなって人間の血管に入り込むSF物語がありました。近年ナノテクノロジーが盛んに研究されており、いよいよそれを応用して微小なエネルギーマシンや流体マシンを開発する必要に迫られています。応用範囲は化学プロセス、マイクロエネルギーシステムなど多彩です。当研究室ではマイクロ流路内の流れや伝熱および拡散現象、小さな気泡の挙動の解明や微細ヒートパイプを用いた冷却システムなどを研究しています。

工学部 機械工学課程 先進機械コース / 理工学研究科 修士課程機械工学専攻 / 理工学研究科 博士課程地域環境システム専攻
ナノ・マイクロ応用理工学研究室
担当教員 小野 直樹
キーワード
マイクロマシン、流体力学、ナノテクノロジー
研究室の場所
豊洲キャンパス研究棟 4F 04A32-a

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに

学べる分野

  • 機械工学
  • 応用物理学
  • エネルギー工学

社会のために

血液を一滴だけチップにたらすと健康状態がわかる技術。あるいは小型の半導体デバイスを効率良く冷却する技術。そのような各分野で求められるマイクロ熱流体技術の基礎研究と実用化を展開中。

研究テーマ

  • ソーレ効果を応用した流体分離用MEMSデバイスの開発と数値モデリング
  • 金属マイクロテクスチュア面を活用した高熱流束沸騰伝熱現象の観察と特性解析
  • エレクトロウエッティングを活用したヒートパイプ内の乾き抑制技術

研究室クローズアップ

微小な領域での熱や物質の流れの研究を行っています。みんな仲良く、笑いの絶えない明るい研究室です。ほかの研究室とのスポーツ大会や夏休みにはゼミ合宿やBBQなど楽しいイベントも盛りだくさんです。ぜひ見に来てね。

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