資源循環工学研究室

Resource recovery engineering laboratory

限られた資源の有効活用で産業の活性化に貢献!

多孔性多孔性吸着材の二次電子像吸着材の二次電子像

エネルギー資源、金属資源が乏しい我が国が今後も持続的に発展し続けるためには、資源のリサイクルを構築し資源循環型社会を形成する必要があります。そして資源リサイクルのキーテクノロジーは「分離技術」です。当研究室では、分離技術に必要不可欠な「吸着材」や「抽出材」を開発し、資源リサイクルプロセスの構築を目指しています。「吸着材」や「抽出材」には、回収目的の元素を認識させる能力が必要です。当研究室では、使用済み核燃料や都市鉱山からの有用資源の分離・回収に我々が開発した「吸着材」や「抽出材」を適用を目指し、日々研究を重ねております。

工学部 物質化学課程 環境・物質工学コース / 理工学研究科 修士課程材料工学専攻 / 理工学研究科 修士課程国際理工学専攻 / 理工学研究科 博士課程地域環境システム専攻
資源循環工学研究室
担当教員 新井 剛
キーワード
低炭素社会、次世代エネルギー、原子力、レアメタル、資源供給

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 気候変動に具体的な対策を

学べる分野

  • 材料工学
  • エネルギー工学
  • 分離科学

社会のために

使用済核燃料や都市鉱山からレアメタルを回収することで、資源の安定的な供給をめざします。また、分離・回収技術の向上により、環境に配慮した廃棄物処理技術の開発をめざします。

研究テーマ

  • 放射性核種の長期安定化を指向した使用済みゼオライト焼結固化技術の開発
  • 新規溶媒抽出剤を用いた金属元素の相互分離に関する研究
  • 抽出クロマトグラフィ法を用いた使用済み核燃料からの燃料資源の分離回収プロセスの開発

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