融体物性研究室

Liquid State Materials Laboratory

宇宙の技術で超高温の世界をきわめる

静電浮遊装置

2000°Cを超える超高温の世界では、私たちのまわりにあるほとんどの物質が融解や蒸発をしてしまいます。この超高温から室温まで一気に冷却することにより、これまで誰も見つけられなかった新しい物質を合成することが可能です。当研究室では(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同開発した静電浮遊法とSPring-8の高輝度放射光を組み合わせて、超高温の物質中の原子の配置や性質を研究しています。

工学部 物質化学課程 環境・物質工学コース / 理工学研究科 修士課程材料工学専攻 / 理工学研究科 博士課程機能制御システム専攻
融体物性研究室
担当教員 正木 匡彦
キーワード
新素材、計測技術、合金、無容器プロセス
研究室の場所
豊洲キャンパス研究棟 10F 10C25

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに

学べる分野

  • 材料工学
  • 応用物理学
  • 宇宙工学
  • 航空工学

社会のために

さまざまな物質を「融かす」ことを通して、物質に対する「嗅覚」を身につけることをめざしています。超高温や微小重力などの実験から、さまざまな製造技術や安全管理法の基本を修得します。

研究テーマ

  • X線散乱法による融体構造の研究
  • 分子動力学計算機と原子ダイナミクスの可視化
  • 浮遊法を用いた新規高温耐熱材料の合成

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