材料設計工学研究室

Materials Design Laboratory

環境に優しい方法で、多機能性次世代材料を創製する

社会基盤材料として我々の生活に欠かせない金属材料に対して、ミクロ組織を原子レベルで制御・設計することで高機能化を図る新しいものづくりを進めています。例えば、アルミニウム・マグネシウム合金などの軽量金属材料を自動車用材料として使用するための合金設計や、多機能性を有する材料表面の設計や改質など、従来材料よりも優れた特性をもつ新規材料の創製、カーボンニュートラルの実現に貢献しうる超低環境負荷なものづくり技術の開発に取り組んでいます。

工学部 物質化学課程 環境・物質工学コース / 理工学研究科 修士課程材料工学専攻 / 理工学研究科 博士課程機能制御システム専攻
材料設計工学研究室
担当教員 芹澤 愛
キーワード
非鉄金属、省エネルギー、自動車、合金、アルミニウム合金、積層造形技術、結晶成長、循環型社会、カーボンニュートラル、持続可能な社会
研究室の場所
豊洲キャンパス研究棟 10F 10I25

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 住み続けられるまちづくりを

学べる分野

  • 材料工学
  • 金属工学
  • 材料設計工学
  • 結晶成長学

社会のために

特性や表面形態を自在に制御したカスタムメイドな材料創製を通して、脱炭素社会や高齢化社会といった顕在化する社会問題解決に貢献していくことをめざしています。

研究テーマ

  • 水蒸気を用いた軽金属材料の高強度・高耐食化技術の開発
  • 新規電池材料への適用をめざした高耐食性・高導電性皮膜の開発
  • ミクロ組織制御による鋳造用アルミニウム材料の開発
  • 原子レベルシミュレーションによる材料の相変態・相分解挙動の解析
  • カーボンニュートラル達成に貢献しうる高機能結晶材料の低温作製手法の開発

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