波動情報研究室

Acoustic Information Laboratory

アクティブノイズキャンセラで快適な音空間を作り出そう

アクティブノイズキャンセラの実験

快適な音空間をつくるために、状況に合わせてパラメータを変化させるマルチチャネル適応騒音制御の実現をめざしています。閉鎖空間では音源からの直接音に反射音が重畳して複雑な信号になるため、音源位置や音響伝搬経路の計測が大切です。演算が得意なコンピュータを駆使して最適な状態を常に保つ適応制御で逆位相の音波を生成すれば、騒音を打ち消すことができます。

工学部 情報通信工学科 / 理工学研究科 修士課程電気電子情報工学専攻 / 理工学研究科 博士課程機能制御システム専攻
波動情報研究室
担当教員 武藤 憲司
キーワード
音響、スピーカー、信号処理、騒音、聴覚

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう

学べる分野

  • 通信工学
  • 情報工学
  • 電気工学
  • 電子工学

社会のために

機中に響くエンジン音を消音するヘッドホンや受話器を耳に当てずに会話できる電話には、小型コンピュータが組み込まれていて、音場の計測や音の制御といったディジタル信号処理を行っています。

研究テーマ

  • ①機械学習による異常音の検出
  • ②アクティブノイズコントロールによる室内静音化
  • ③映像の提示による騒音印象の低減
  • ④音と映像の移動にともなう腹話術効果の変化

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