光波センシング研究室

Sensing Optics Laboratory

光を使って見えないものを測ろう

通信ネットワークの大容量化・高度化を支える伝送媒体「光ファイバ」の恩恵は、通信用途に留まりません。光ファイバを使って、伸びや温度などのいろいろな物理量を測定することもできます。光ファイバセンサは、電気配線が不要で、電磁ノイズにも強いなど、従来の電気センサにはない多くの特長をもっています。本研究室では、さまざまなタイプの光ファイバセンサについて、性能向上や新機能の実現を目指して、日々研究開発を進めています。

工学部 情報・通信工学課程 情報通信コース / 理工学研究科 修士課程電気電子情報工学専攻 / 理工学研究科 博士課程機能制御システム専攻
光波センシング研究室
担当教員 李 ひよん
キーワード
光センサ、光ファイバ、光エレクトロニクス、計測技術、リモートセンシング
研究室の場所
豊洲キャンパス研究棟 12F 12C32

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • 住み続けられるまちづくりを
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう

学べる分野

  • 計測光学
  • 光電子工学

社会のために

光ファイバセンサは、社会インフラの診断ツールとして活躍が期待されています。当研究室では、長い光ファイバの任意の位置で伸びや温度を計測できる「分布型」の光ファイバセンサの開発に注力して、安心・安全な社会の実現を意識した研究活動を展開しています。

研究テーマ

  • 光ファイバ中のブリルアン散乱を用いた分布型センサの性能向上
  • プラスチック光ファイバ中のラマン散乱を用いた分布型センサの開発
  • 光ファイバ・グレーティングを用いた複数物理量の同時計測法の提案

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