化学工学研究室

プラスチックで体内の分子を「にらむ」

測りたい分子の形を、プラスチックに記憶させて、身体の中の様々な現象を観察する技術を編み出しています。一例として、患者さんの身体の中に効き目を発揮できるだけの量の薬が入っているか、量が多すぎないかを見張るセンサを開発しています。もう一つとしては、動物の脳の中で、考え事をするとどんな物質の濃度が増えるかを観察できる技術も開発しています。
化学工学研究室アメフラシ狩りの戦士たち
工学部応用化学科
担当教員
吉見 靖男
所属学会化学工学会/電気化学会/化学センサ研究会/高分子学会/日本神経科学会/米国神経科学会/日本TDM学会/国際TDMおよび臨床中毒学会
キーワード人工神経、センサ、生体情報、医用工学、バイオセンサ

学べる分野

化学工学、物理化学、高分子化学、電気化学、問題解決のためのものの考え方

社会のために

現在、病原菌が抗菌薬に慣れてしまって効かなくなってしまうという問題(薬剤耐性)が地球レベルで問題になっています。薬剤耐性の発生を防ぐためには、病原菌を確実に仕留めるだけの濃度の抗菌薬が血液中にあることをチェックする必要があります。しかし、この確認のための分析は、膨大なコストと時間を要求するため、発展途上国に普及していませんでした。そこで当研究室では血液中の抗菌薬の濃度を速く、安く測れる使い捨てセンサを開発しました。原料に低価格なプラスチックをつかっているため、数十円の価格になる見込みで、世界中への普及が期待されています。

研究テーマ

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