リサイクルデザイン研究室

Recycle Design Laboratory

モノづくりにおける生産と回収の循環をデザインする

廃棄プラスチックは分別ができないゆえに海外では埋め立てられ、日本においては燃料のエネルギーとして焼却されることが多く、海洋プラスチック汚染や地球温暖化などの問題を引き起こしていると考えられています。そこで当研究室では、スマホの5Gよりも高い周波数の電波と光を用いるプラスチックの素材ごとの選別手法やリサイクルしやすいように部品ごとの分解を容易にする接着方法などのリサイクルデザインを幅広い工学的知識を基盤として研究しています。

デザイン工学部 デザイン工学科 生産・プロダクトデザイン系 / 理工学研究科 修士課程機械工学専攻 / 理工学研究科 博士課程機能制御システム専攻
リサイクルデザイン研究室
担当教員 田邉 匡生
キーワード
廃棄プラスチック、分別・選別、電波・光応用、光計測、コンクリート内部の非破壊診断循環型社会、生産システム、光エレクトロニクス、レーザ、半導体
研究室の場所
豊洲キャンパス本部棟 5F 05K10

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任

学べる分野

  • 電波・光工学
  • 物質科学
  • 非破壊検査工学
  • 摩擦学
  • 電子材料学
  • 光医工学

社会のために

それが廃棄物であっても、素材ごとに分別できればそれは資源になります。つくったモノを素材ごとに分解して回収する循環型社会を実現するリサイクル技術が望まれています。その技術ができれば、鉱山や油田は都市にあると考えることができるようになります。

研究テーマ

  • 電波と光を用いる廃棄プラスチックの素材分別
  • 部品ごとに分解しやすい接着デザイン
  • 樹脂の変形・劣化を知る物性評価と機械学習
  • 光計測による機械加工の超精密制御
  • インフラ内部のテラヘルツ非破壊診断
  • 摩擦を活用する省エネリサイクル

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