沿革

芝浦工業大学の歩み

芝浦工業大学は「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」を建学の精神として、1927年に有元史郎によって東京高等工商学校として創立されました。
以来、「実学を通じて真理を探求できる技術者、高い倫理観と豊かな見識を持った技術者、自主・独立の精神をもって精微を極めることのできる技術者の育成」を掲げて、多くの卒業生を輩出し、社会の発展に貢献してきました。
ここに90余年に渡る芝浦工大の歴史をご紹介いたします。また、校史関連書についてもご案内いたします。 
  • 創立から~25年

    1927ー1952

  • 創立から26年~50年

    1953ー1977

  • 創立から51年~75年

    1978ー2002

  • 創立から76年~100年

    2003ー

1927(昭和2)年 5月 東京高等工商学校を設立(創立者有元史郎)、東京府荏原郡大森町(現大田区)に大森校舎開校(商業学科、土木工学科、建築工学科を開設)
9月 芝区(現港区)の旧アメリカンスクール校舎を借用し第二校舎(芝浦校舎)として開校
1928(昭和3)年 11月 東京高等工商学校校友会発会式挙行(11月4日、後にこの日を本学の創立記念日にしたといわれる)
1929(昭和4)年 7月 商業学科を廃止し、東京高等工学校に校名変更して電気工学科を増設
    一部の教員、学生が離脱し、武蔵高等工科学校設立
1930(昭和5)年 4月 東京高等工学校附属普通部を設置(大森校舎で開校)
1931(昭和6)年 4月 東京高等工学校に機械工学科増設
1933(昭和8)年 3月 東京高等工学校附属普通部を東京高等工学校附属工科学校と校名変更し、芝浦校舎に移転
4月 大森校舎閉鎖
1934(昭和9)年 4月 東京高等工学校に応用化学科増設
1939(昭和14)年 2月 東京高等工学校附属工科学校に高等科を増設
1943(昭和18)年 3月 財団法人東京高等工学校を設立
10月 財団法人東京高等工学校を財団法人芝浦学園と名称変更
12月 東京高等工学校を芝浦高等工学校と校名変更
1944(昭和19)年 4月 芝浦工業専門学校および芝浦工業学校を設置
1945(昭和20)年 5月 東京大空襲により木造3階建て校舎焼失
1946(昭和21)年 10月 芝浦高等工学校附属工科学校を廃止
1947(昭和22)年 3月 芝浦高等工学校を廃止
4月 芝浦中学校(旧制)を設置
1948(昭和23)年 4月 芝浦高等学校(新制)を設置
  理事会、千葉工業大学との合併による大学設置案を否決し、単独申請を議決
1949(昭和24)年 3月 芝浦中学校を廃止、芝浦工業学校を廃止
4月 芝浦工業大学設置(機械工学科、土木工学科を開設)入学志願者32名
  松縄信太、芝浦工業大学初代学長に就任
  芝浦高等学校に定時制課程を増設
1950(昭和25)年 4月 芝浦工業大学に電気工学科を増設
  芝浦工業短期大学設置(機械科、電気科を開設)
1951(昭和26)年 2月 財団法人芝浦学園を学校法人芝浦学園に組織変更
1952(昭和27)年 4月 芝浦工業短期大学を芝浦短期大学と校名変更(交通科を増設)
1953(昭和28)年 7月 学校法人芝浦学園は学校法人鉄道育英会を吸収合併、東京育英高等学校(定時制)の経営を継承
1954(昭和29)年 2月 芝浦高等学校の普通科を廃止、芝浦工業大学工業高等学校と校名変更
3月 工業研究所設置
4月 芝浦工業大学に建築学科、工業化学科を増設
4月 東京育英高等学校に全日制課程を増設
8月 東京育英高等学校を芝浦工業大学高等学校と校名変更認可(1954年4月から)
1955(昭和30)年 3月 芝浦工業専門学校を廃止
  第一回工学祭(大学)開催
1956(昭和31)年 4月 芝浦工業大学工学部二部(5年制)を設置(機械工学科、電気工学科を開設)
  ハンドボール部、全日本室内総合選手権大会で初優勝
1959(昭和34)年 4月 工学部一部に金属工学科、電子工学科を増設
1961(昭和36)年   硬式野球部、東都大学野球一部リーグで初優勝
1962(昭和37)年 4月 学校法人芝浦学園を学校法人芝浦工業大学と名称変更
1963(昭和38)年 4月 芝浦工業大学大学院工学研究科修士課程を設置(電気工学専攻、金属工学専攻、工業化学専攻を開設)
1964(昭和39)年 3月 芝浦短期大学を廃止
11月 私立大学連盟に加盟
1965(昭和40)年   大型電子計算機(TOSBAC3400)導入
1966(昭和41)年 4月 工学部一部に機械工学第二学科、通信工学科、建築工学科、工業経営学科を増設
4月 埼玉県大宮市(現さいたま市)に大宮キャンパス開校
4月 芝浦工業短期大学を設置
1968(昭和43)年 2月 学生と学長会見、民主化15項目要求を確約教職員組合発足
9月 教職員組合発足
1969(昭和44)年 1月 理事代行会議、学生との民主化11項目要求を承認
1970(昭和45)年 4月 工業研究所を工学研究所に改称
  学生の告訴をめぐり教授会と学長(執行部)の対立激化(教援会二分裂へ)
1971(昭和46)年 3月 芝浦工業大学高等学校定時制課程を廃止
10月 東京地裁、理事長・理事職務代行として3人の弁護士を任命
1972(昭和47)年   2つの教授会の和解
1973(昭和48)年 3月 芝浦工業大学工業高等学校定時制課程を廃止
11月 第一回芝浦祭(大学)開催
1975(昭和50)年 4月 芝浦工業大学工業高等学校を芝浦工業大学付属第一高等学校と校名変更
1976(昭和51)年 4月 大学院工学研究科修士課程に機械工学専攻・建設工学専攻を増設
  大学8年ぶりの卒業式(日比谷公会堂)
1977(昭和52)年   第一回体育祭(大学)開催
1980(昭和55)年 4月 千葉県柏市に芝浦工業大学柏高等学校を設置(開校)
1982(昭和57)年 4月 芝浦工業大学高等学校を池袋から板橋へ移転し、中学校を開設
1983(昭和58)年 3月 芝浦工業短期大学を廃止
1985(昭和60)年 3月 芝浦工業大学付属第一高等学校を廃止
  創立者有元史郎記念賞発足
1987(昭和62)年 7月 第一回校友奨学生(給付)顕彰(卒業生粕谷満辰氏)
9月 教育・研究センター設置
1990(平成2)年 4月 芝浦工業大学柏高等学校を男女共学化
1991(平成3)年 4月 芝浦工業大学にシステム工学部を設置(電子情報システム学科、機械制御システム学科、環境システム学科の3学科を開設)
1995(平成7)年 4月 芝浦工業大学大学院工学研究科博士(後期)課程を設置(地域環境システム専攻、機能制御システム専攻の2専攻を開設)
4月 工学部二部に電気設備学科を増設し、合わせて二部の修業年数を5年制から4年制に変更
1996(平成8)年 4月 工学部の金属工学科を材料工学科に、大学院の金属工学専攻を材料工学専攻に名称変更
1997(平成9)年 4月 先端工学研究機構を設置
1998(平成10)年 6月 株式会社エスアイテック(学校法人芝浦工業大学事業法人)設立
1999(平成11)年 4月 芝浦工業大学柏中学校を開設
2001(平成13)年 4月 工学部の工業化学科を応用化学科に、工業経営学科を情報工学科に、大学院の工業化学専攻を応用化学専攻に名称変更
2003(平成15)年 4月 大学院工学マネジメント研究科専門職学位課程を設置(工学マネジメント専攻を開設)
2004(平成16)年 4月 大学院の電気工学専攻を電気電子情報工学専攻に名称変更
2006(平成18)年 3月 芝浦キャンパスを閉鎖
4月 東京都江東区に豊洲キャンパス開校(本部機能および工学部全学科3・4年生の移転)
2008(平成20)年 3月 工学部二部を廃止
4月 システム工学部に生命科学科を増設
2009(平成21)年 4月 芝浦新キャンパスを開校
  芝浦工業大学にデザイン工学部を設置(デザイン工学科を開設)
4月 システム工学部をシステム理工学部に名称変更、数理科学科を増設
4月 工学部機械工学第二学科を機械機能工学科に名称変更
2011(平成23)年 4月 大学院の工学研究科を理工学研究科に名称変更してシステム理工学専攻を増設
2013(平成25)年 4月 大宮キャンパスに国際学生寮を設置
2014(平成26)年 9月 文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業に採択
2015(平成27)年 5月 芝浦工業大学柏中高第3グラウンドを開設
2017(平成29)年 4月 建築学部建築学科を設置
  デザイン工学部デザイン工学科を再編
  大学院に国際理工学専攻を設置
  東京都江東区に芝浦工業大学附属中学高等学校を開校(芝浦工業大学中学高等学校(板橋区)を移転)
  豊洲キャンパスに製図棟「ARCHITECTURE PLAZA」を開設
  大宮キャンパス総合グラウンドを開設
2018(平成30)年 4月 通信工学科を情報通信工学科に名称変更
2019(平成31)年
3月 大学院工学マネジメント研究科専門職学位課程(工学マネジメント専攻)を廃止
4月
大宮キャンパス第2グラウンドを開設
11月 豊洲第二校舎(仮称)の工事を着工
2020(令和2)年 10月 芝浦工業大学工学部先進国際課程設置
2021(令和3)年
4月
芝浦工業大学学長に工学博士山田純就任

芝浦工業大学大学院理工学研究科に社会基盤学専攻、 建築学専攻設置