サステナブル居住工学センター

2015年に制定された持続可能な開発目標(SDGs)や2017年に発行した気候変動枠組条約(UNFCCC)パリ協定などの国連の取組を受け、ますますサステナブル社会の実現に関する研究が世界共通の急務となり、環境技術だけでなく構法開発やグローバル展開を求められるようになっている。そこで、当センターでは、関連技術分野および研究フィールドによって研究領域を分け、参加研究者と体制を見直し、より多角的な研究に対応しながら活動を行う。

センター代表者

秋元 孝之 教授(建築学部 建築学科)

研究領域

・グリーン建築領域
エネマネハウス等のゼロエネルギー建築モデル実証をはじめ、低炭素社会に向けた建築に関する建築技術の研究を行う。建築・都市のゼロエネルギー化に資する技術開発を中心に、建築物の木質化など、CO2削減に向けた関連技術の実証的研究を行う。
 
・アジア・アフリカ工学領域
アジア・アフリカ各国で人口増加や経済成長により都市化が進む中、サステナブルな開発を進めていく上で重要な、現地の都市特性や建築技術、社会背景を尊重した開発を進めるための基礎研究を行う。建築都市分野や機械制御分野をはじめとして、工業発展を目指すこれらの国をフィールドに、研究分野の展開を担う。