グローバル建築技術研究センター

我が国の建築産業は、担い手不足、労働生産性の低位推移、余剰ストックの増加など構造的な問題を多く抱えています。これらの課題解決には、産業の仕組みや法制度、各種マネジメントの方法論など、所謂、建築生産システム分野を全般的かつ統合的に研究する体制が必要です。しかし、このような取り組みの受け皿となり得る大学や研究機関は日本にほとんど存在しないのが現状です。

芝浦工業大学は、伝統的に建築生産分野の研究室を有し、人材を輩出するだけでなく、大学や企業に散在している人材とネットワークを構築し、多くの共同研究等を続けてきました。「(仮称)グローバル建築技術研究センター」は、日本の建設産業が抱える諸問題の体系的な整備と処方箋の早期立案を目的に、世界の建築生産システム分野の研究をリードする拠点として設立されたものです。

グローバル建築技術研究センター

センター代表者

蟹澤 宏剛 教授(建築学部 建築学科)

研究テーマ

本センターでは、以下のようなテーマを主軸に体系的に設定した研究課題を、研究センターのメンバーと芝浦工業大学建築学部 蟹澤研究室、志手研究室、西沢研究室に所属する大学院生、研究生等で分担・連携し、同時進行的に問題の理解を深めています。

1) 建築生産やストック活用に関わる法制度の課題抽出及び改革の提言
2) 設計から施工にかけた建築生産プロセスやマネジメント手法の再定義とBIMとの関連
3) 多能工やICTなど施工計画・管理や施工の生産性向上や人材育成の課題抽出及び提言

このような研究活動を実行するために、国内外の建築生産に関する研究実績と当該分野に関する豊富な人脈を持つ学識者である客員教授と企業の利益に捉われない視野を持つ建築生産に関わる多様な分野の実務者である客員研究員で研究組織を構成しています。