産学連携のメリットと留意点

産学連携のメリット

専門研究者の知識が利用できます

  • 新しい視点で技術アドバイス、問題解決などができます。
  • 研究者の広い知識に触れていただき、様々な気づきが得られます。
  • エンジニアの人材育成ができます。学生も参加するため、双方のメリットになります。

しっかりしたデータと結論が得られます

  • 大学内の充実した研究設備が活用できます。
  • 他研究機関、他大学とのネットワークも活用しています。
  • 算出根拠を明確にした、信頼性のあるエビデンスが得られます。

公的資金が利用しやすくなります

  • 大学連携により、公的助成金などを活用できるケースが多くあります。
  • 地域自治体との連携・ネットワークを構築しています。
  • コーディネータ・URAが各種公的資金のご相談に応じます。

ネットワークが広がります

  • PRなどで大学の名前を利用していただけます。また教員の学会発表などでの表出も期待できます(双方の事情によります)。
  • 大学、先生をインターフェースとして異業種交流ができ、世界が広がります。

産学連携の留意点

産学で同床異夢を内在しています

大学の研究教育活動の特徴/側面にご理解をいただきたく存じます。

産学連携の留意点_220420

大学の研究活動と期待のズレが生じる場合があります

大学の研究は学術研究が中心のため、製品化視点での完成度は高くありません。多くの場合、実用の観点からは基礎的な研究の位置づけです。「事業にそのまま利用できる」までには少し距離があります。
また、地域活性化やMOTを除き、事業コンサルティングはできません。製品設計も困難です。原則、企業様の研究計画や開発マネジメント、ビジネスプランが必要です。
そのため、事前のすり合わせが必要です。コーディネータ・URAが調整します