高岡 桃香 さんが計測自動制御学会 システム・情報部門 第31回社会システム部会研究会で学生賞を受賞

【研究目的】
高校授業料の無償化制度についてシミュレーションすることで、制度が家計の経済状況に与える影響を分析することが目的です。

【研究内容】
合成人口データ（仮想的に生成された住民一人ひとりのデータ）を用いて都道府県が実施する私立高校の授業料補助制度についてシミュレーションを行い、現在の制度の評価と支援制度の最適化を行いました。
その結果、現在の制度には改善の余地があり、貧困世帯へのさらなる支援が必要であることが分かりました。
 
【今後の展望】
今後の展望として、複数の都道府県の支援制度を比較することや、シミュレーション結果をもとに、自治体の方々と協力して実際の制度設計を支援することが挙げられます。