2023年度 知と地の創造拠点フォーラムを開催しました
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2024年3月15日に、知と地の創造拠点フォーラムを大宮キャンパスにて開催しました。
第1部「私たちがつくる未来計画」では、「地域課題の大学資源を利用した解決」や「地域振興」を切り口として、システム理工学部長より教育改革と大宮キャンパス構想の講演がされました。また、赤木教授より大宮アルディージャとの共同研究概要が紹介され、最後に古瀬BOiCEセンター長より、大宮で構想されているアントレプレナーシップ教育について講演がされました。
第2部「第10回 COC※学生成果報告会」では、地域課題解決のために学生たちが取り組んだ研究プロジェクト9件の成果発表が行われ、新しい観光価値の創造や地域資源を生かしたまちづくり提案など、具体的な地域を対象として様々な提案がされました。発表後の参加者による投票の結果、「社会システム科学のアプローチによる課題解決:最適手法の探索と適用」(社会システム科学研究室)が金賞を受賞し、情報交換会にて授賞式が行われました。ご協力いただいた企業・自治体・地域住民の皆様にもフォーラムに参加いただき、多くの方に産学連携を通じた本学の活動事例を評価いただくことができました。
※知(地)の拠点整備事業(COC事業)とは
芝浦工業大学は2013年から5年間、文部科学省より「知(地)の拠点整備事業(COC事業)」に採択され、補助金をもとに教育・研究・社会貢献活動に取りみました。COC事業は、地域社会と連携し、「地域のための大学」として、全学的な教育カリキュラム・教育組織の改革を行いながら、地域の課題(ニーズ)と大学の資源(シーズ)の効果的なマッチングによる地域の課題解決を行います。更には地域社会と大学が共同して課題を共有し、それを踏まえた地域振興策の立案・実施まで視野に入れた取り組みです。2018年からは、本学の自己資金にて活動を継続しています。