板野真尊 さんが軽金属学会関東支部総会第8回若手研究者ポスター発表会特別講演会で関東支部賞・関東支部特別賞を受賞

【研究目的】
密閉容器中において水蒸気とアルミニウムの反応のみで耐食性皮膜を形成できる、低環境負荷な表面処理技術の水蒸気プロセスに塩基性物質を加えたときの皮膜への影響の解明です。
 
 【研究内容】
水蒸気プロセスの蒸気源に塩基性物質を添加した結果、皮膜の成長が促進したほか、作成した結晶の表面形態が変化した。これは、塩基性物質を添加した際に水酸化物イオン濃度が上昇したことによる影響だと推察される。

【今後の展望】
同処理方法の処理時間は、競合する処理方法と比較して長時間であるため、さらなる短縮化させる必要があると考えられ、実用化できた暁には後世の環境問題を軽減する助けになると考えています。