青木 絵美さんが日本デザイン学会にてグッドプレゼンテーション賞を受賞

2021/09/22
  • 機械工学専攻
【受賞者】
青木 絵美 さん(機械工学専攻1年)

【指導教員】
蘆澤 雄亮 教授(デザイン工学科)

【学会・大会名】
日本デザイン学会 第68回 春季研究発表大会

【賞名】
グッドプレゼンテーション賞(一般セッション)

【発表題目】
ライフスタイルの変化にシンクロする広場のあり方
青木さん
【研究目的】
本研究の目的は、ライフスタイルの変化にシンクロする広場のあり方を考えることです。研究のきっかけは、本来広場は待合・休息等のために設けられていますが、街中には通過するだけの活用されていない広場が多いと感じたからです。なぜ、広場が多くの人に休憩場所としてそぐわないのか、それは現代のライフスタイルに合っていないのではないかと考えました。また、ライフスタイルもコロナ禍を契機に大きく変化しようとしており、今後は、身近な場所で楽しさを求め、満喫したいという人が増えると考えられ、身近な公共空間である広場も多くの人に活用されるべきであると感じ、本研究に取り組みました。

【研究内容】
過去と現在の広場のあり方を知るため、広場の発祥と役割の変化を調査し、現状把握のために都内を散策しました。さらに既往の研究から利用者の行動(滞留と歩行)を分析し、最後に既存の広場をベースにライフスタイルの変化にシンクロする条件を抽出し、広場の提案と模型の作製を行いました。

【今後の展望】
“ライフスタイルの変化にシンクロする”ということは、使われ続ける“ものづくり”に共通する重要な要件ではないかと考えます。この研究結果が、活用されなくなったものを改善する際や、新しいものづくりをする際に貢献できれば幸いです。

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