岡部悠伸さんが日本鉄鋼協会 第192回秋季講演大会 学生ポスターセッションにて奨励賞を受賞

2026/09/30
  • 材料工学専攻
 

受賞者
岡部 悠伸 さん(材料工学専攻)

学会・大会名

日本鉄鋼協会 第192回秋季講演大会 学生ポスターセッション

指導教員

遠藤 理恵 教授(工学部)

賞名
奨励賞

発表題目
アルミニウム棒による液体窒素浸漬冷却時のクエンチ伝播に及ぼす酸化膜の影響
OKABE-Yushin-1
     
研究内容
従来、沸騰冷却の研究では試料内部の温度を一様と仮定した解析が多く行われてきました。本研究では、鋼板の熱間圧延工程における水冷却を想定し、酸化膜の有無が内部温度分布に与える影響を調査しました。液体窒素への浸漬冷却時に試料内部4点の温度計測と沸騰状態の撮影を行った結果、計測位置によってクエンチ時刻が異なり、クエンチに伴って試料内部に温度分布が生じることを明らかにしました。

研究目的
内部温度分布が生じる条件下で、酸化膜の有無によるクエンチ伝播の相違の解明

今後の展望・課題 
今後の展望として、酸化膜の厚さを変化させた際の、クエンチ時の内部温度分布および沸騰状態への影響を明らかにすることが挙げられます。また酸化膜によるクエンチ点が高温化する要因について、熱伝導率だけでなく、表面粗さや濡れ性などの表面物性の観点からも考察することが必要であると考えています。