本間晴香さんが2025年度SIT賞を受賞
2026/03/23
- 連携・貢献
- 応用化学専攻
受賞者
本間 晴香さん(理工学研究科 応用化学専攻2年)
賞名
2025年度SIT賞

本間晴香さんは、有機電気化学研究室(指導教員:田嶋稔樹教授)に所属し、有機フッ素化合物の新たな合成手法の開発に取り組んできました。学部4年次の夏に学部生としては快挙といえる国際ジャーナルへ筆頭著者としての論文掲載を果たし、これまでに5編の論文がインパクトファクターの高い国際ジャーナルに掲載され、質、量ともに群を抜いた研究活動が評価されました。
有機フッ素化合物は医薬品や機能性材料など幅広い分野で活用される重要な物質ですが、従来の合成には危険性の高い試薬が用いられることが課題とされてきました。本間さんは、安全かつ安価なフッ素源であるフッ化カリウムを用いた新たなフッ素化剤の開発に挑戦し、人と環境にやさしい持続可能な技術の確立を目指しています。
研究活動の中では、思い通りに進まない状況にも粘り強く向き合い、「化学を楽しむこと」を大切に試行錯誤を重ねてきました。その姿勢が評価され、このたびSIT賞の受賞に至りました。
受賞にあたり本間さんは、「研究は思い通りにいかないことも多いですが、化学を楽しむ気持ちが前に進む原動力になっています。今後は博士課程に進学し、研究活動に一層励みながら、化学の力で社会課題の解決に貢献できる研究者を目指していきたいです」と、今後の抱負を語りました。