三好匠教授が電子情報通信学会にて教育優秀賞を受賞
2025/06/23
- 電子情報システム学科
受賞者
三好 匠 教授(システム理工学部)
学会名
電子情報通信学会
賞名
発表題目
授業履修型留学を必修とする国際プログラムの設計と運用
受賞の詳細
芝浦工業大学システム理工学部では、2017年4月より電子情報システム学科、機械制御システム学科、生命科学科生命医工学コースにおいて国際プログラムを開設、2019年4月からは全学科・コースに設置が拡大されています。この度、電子情報システム学科 三好 匠 教授は、「電子情報通信分野における大学教育の国際化」に対する功績が高く評価され、電子情報通信学会教育優秀賞を受賞しました。
国際プログラムは、1) 1セメスター以上の海外留学と外国大学での9単位以上の単位取得、2) 卒業単位の約1/4にあたる32単位以上を英語で修得、3) 卒業研究の英語での実施を卒業要件とする、他の理工系大学・理工系学部では例を見ない独創的で挑戦的なプログラムです。三好教授は2015年2月の設置計画当初から検討委員となり、中心となって国際プログラムの設計を行いました。電子情報通信学会アクレディテーション委員会(JABEE認定に携わる委員会)幹事、本学国際交流センター長を長年務めた経験から、他国の理工系学部教育制度に精通し、150を超える本学協定校から留学先を学生自らが選択できる自由度の高い画期的な国際プログラムを構築しました。
2024年12月現在、電子情報通信分野の協定校は122大学に上ります。また、留学前に英語で学修する経験をつけるため、英語で開講される専門科目の充実化にも尽力し、現在電子情報システム学科で英語開講される専門科目は13科目26単位に上ります。 国際プログラムの開設により、学生は休学することなく1セメスター以上の海外留学を行うことが可能になるとともに、グローバルに活躍する理工系人材に必要なさまざまな知識とスキルを身に付けることができるようになりました。
2024年度現在、電子情報システム学科国際プログラム学生の留学先は欧米を中心に13か国16大学に拡がり、カリフォルニア大学アーバイン校(アメリカ)、ソルボンヌ大学(フランス)、スウェーデン王立工科大学(スウェーデン)など世界ランキング上位の大学も含まれています。修了生の満足度は非常に高く、英語力やコミュニケーション能力のほかに、行動力、対応能力、異文化理解などグローバル社会で活躍するための多様性理解と柔軟なコミュニケーション能力が十分に身に付いていることが明らかになりました。他大学への影響も非常に大きく、複数の大学からの本プログラムの設計に関する問合せに対し、その内容を包み隠さず開示しています。
今後の展望
国際プログラムは、1) 1セメスター以上の海外留学と外国大学での9単位以上の単位取得、2) 卒業単位の約1/4にあたる32単位以上を英語で修得、3) 卒業研究の英語での実施を卒業要件とする、他の理工系大学・理工系学部では例を見ない独創的で挑戦的なプログラムです。三好教授は2015年2月の設置計画当初から検討委員となり、中心となって国際プログラムの設計を行いました。電子情報通信学会アクレディテーション委員会(JABEE認定に携わる委員会)幹事、本学国際交流センター長を長年務めた経験から、他国の理工系学部教育制度に精通し、150を超える本学協定校から留学先を学生自らが選択できる自由度の高い画期的な国際プログラムを構築しました。
2024年12月現在、電子情報通信分野の協定校は122大学に上ります。また、留学前に英語で学修する経験をつけるため、英語で開講される専門科目の充実化にも尽力し、現在電子情報システム学科で英語開講される専門科目は13科目26単位に上ります。 国際プログラムの開設により、学生は休学することなく1セメスター以上の海外留学を行うことが可能になるとともに、グローバルに活躍する理工系人材に必要なさまざまな知識とスキルを身に付けることができるようになりました。
2024年度現在、電子情報システム学科国際プログラム学生の留学先は欧米を中心に13か国16大学に拡がり、カリフォルニア大学アーバイン校(アメリカ)、ソルボンヌ大学(フランス)、スウェーデン王立工科大学(スウェーデン)など世界ランキング上位の大学も含まれています。修了生の満足度は非常に高く、英語力やコミュニケーション能力のほかに、行動力、対応能力、異文化理解などグローバル社会で活躍するための多様性理解と柔軟なコミュニケーション能力が十分に身に付いていることが明らかになりました。他大学への影響も非常に大きく、複数の大学からの本プログラムの設計に関する問合せに対し、その内容を包み隠さず開示しています。
今後の展望
1セメスター以上の留学と授業履修を卒業要件としているプログラムは、理工系大学及び理工系学部では非常に稀であり、システム理工学部独自の特色あるプログラムです。今後は他大学にも国際プログラムの輪を広げるべく、貢献していく所存です。 なお、国際プログラムの設計と運用は一人で成し得たものではなく、システム理工学部の多くの先生方、大宮キャンパスの職員の皆様の協力あってのものです。今回は電子情報通信分野の教育成果ということで、私が受賞させていただきましたが、同様の賞をそれぞれの分野、例えば機械工学分野、建築環境分野、生命工学分野などにおいても受賞されることを期待しております。