齋藤優衣さんが第47回日本バイオレオロジー学会年会にて優秀ポスター賞を受賞
2024/08/23
- システム理工学専攻
研究目的
重症呼吸不全患者の呼吸補助のために行われるエクモ(Extracorporeal Membrane Oxygenation : ECMO)システムの血液モニタリング技術です。
研究内容
エクモは患者自身の肺の代わりに、人工肺によって血液を酸素化します。どれくらい酸素化されたかを表す血液酸素分圧を、非侵襲な光計測法と計測データのAI学習によって、高精度にモニタリングできる技術を産業技術総合研究所と共同で開発しました。
今後の展望
今後の展望
既存の血液分析装置と比べて、リアルタイムかつ安全な呼吸管理ができる技術と成り得ると期待しています。エクモの支援装置としてだけではなく、生体内の非侵襲血液モニタリングへ応用し、ヘルスケア技術としての展望も考えています。