大和悠希さんが第19回日本カテキン学会年次学術大会にて研究奨励賞を受賞
2024/01/15
- システム理工学専攻
本研究ではポリフェノールの1種であり、カカオやりんごの皮などに豊富に含まれているカテキンオリゴマーの摂取が認知機能に寄与するのかどうか明らかにすることを目指しました。
研究内容
マウスにカテキンオリゴマーを投与し、Y字型迷路試験と新奇物体認識試験と呼ばれる行動試験を実施したところ、認知機能の中でも特に空間記憶や作業記憶が向上することを見出しました。
今後の展望
近年、我が国では高齢化が進み、認知症やその予備軍である軽度認知障害の患者数が増加していますが、本研究の成果から日常的にココアやチョコレートを摂取することで脳機能疾患を予防できる可能性が考えられました。