電気・ロボット工学コース
カリキュラム
電気・ロボット工学領域の“エネルギー&コントロール” の基本を学び、電カ・エネルギー、システム制御・ロボット、電気材料、デバイスの問題を分析、解決する力を育成します。
1年次 課程共通の基礎科目を、中心的に学ぶ
●主な授業科目
電気回路1A・1B・2A・2B/電気磁気学1A・1B/製作実験
2年次 講義と実験を通して、より専門性が高い内容の理解を深める
●主な授業科目
電気回路3A・3B/電気磁気学2A・2B・3A・3B/基礎実験1・2/アナログ電子回路/ディジタル回路/電気・ロボット工学研究概論/電子基礎物理/電気計測/電気・ロボット工学国際インターンシップA・B
3年次 研究室に所属し、興味がある分野を中心に講義と実験で専門知識を高める
●主な授業科目
電気工学技術英語/Introduction of Electrical Engineering Research/応用実験1・2/卒業研究1・2
4年次 卒業研究を発展させ、卒業論文を完成させる
●主な授業科目
電波法規/電波工学/無線機器/卒業研究3・4
授業紹介
研究テーマ例
ダイナミックな現象を制御し機能として昇華する
動的機能デバイス研究室:重宗宏毅 准教授
海外との活動事例
電気·ロボット工学国際インターンシップA
電気·ロボット工学コースロボット系研究室 × ベトナム/ハノイ理工科大学
全学年を対象にベトナムにてライントレースロボットの製作及び競技会を実施しています。参加学生は現地の学生とともに簡単なマイコンで動作するロボットを製作し、センサやアクチュエータを駆使して競技会に臨みます。課題をクリアしたときの喜びは他に代えがたいものであり、現地学生とともに喜びを分かち合っています。
卒業研究の例
ポリフェニレン膜の電解合成と青色発光材料への応用
この研究の応用先
携帯機器の中の微細な電子回路をつくり出すリソグラフィ技術、液晶プロジェクタで鮮明な画像をつくり出すマイクロレンズアレイ作製技術、光通信のための光スイッチ作製技術、水のはじきやすさ(はっ水性)を制御する複雑な表面形状の作製技術、微生物を効率よく捕集し検出する水質検査デバイスなど、陽子ビームによる微細なものづくりには無限の可能性があります。
新世代スピントロニクスモータ実現に向けた原理確認機の設計
この研究の応用先
研究しているモータが実現できれば、たとえばエレベータやエスカレータ、エアコンや自動車等、ありとあらゆるところで使用されている機器の消費電力を大きく削減することができます。また、小型化が可能なモータ構造のため、たとえば歩行アシストスーツ用のモータや、ひいては体内稼働モータなどの医療応用が期待できます。