カリキュラム

製品の操作性や機器·ロボットの 振る舞いのデザインを学ぶ

情報サービスの企画、ユーザインタフェース設計、プログラミング、ソフトウェア設計、 ロボティクス、 人工知能などを相互の関連性を理解したうえで学びます。銀行 ATM の画面表示から、スマートフォン、 ロボットまで情報が関わる産業分野で活躍する人材を育成します。

1年次 学科共通の基礎科目を学ぶ

●主な科目
線形代数 1・2 /微積分学 1・2 /微分方程式/基 礎力学/情報表現基礎演習/総合導入演習(学術・ 情報)/デザイン工学入門/デザイン工学演習/デ ザイン基礎表現演習/ものづくり概論/デザイン史

2年次 めざす方向別の履修モデルに沿って学ぶ

●主な科目
キャリアプラン/ベクトル解析/造形論/色彩論/ 情報デザイン論/インターフェースデザイン/プログ ラミング/ UX デザイン/オブジェクト指向プログラ ミング/行動分析ユーザモデル/ロボット製作演習

3年次 演習を中心に、さらなる専門知識の修得をめざす

●主な科目
キャリア・デザイン/マーケティング/人間工学/情報 アーキテクチャ概論/プロジェクト演習/信号処理 /要求工学/人工知能/ソフトウェア設計論/情報 ネットワーク/ロボティクス

4年次 研究室に所属して卒業研究を行う

授業紹介

ロボティクス①
情報表現基礎演習
情報表現の基礎となる、観察力、問題発見力、構成力、造形力を培います。紙、スケッチブック、鉛筆、ペン、コピック等を用いた基礎課題やフィールド調査、デジタル画像処理を学びます。
ロボティクス②
インターフェースデザイン
認知科学的視点から人を、テクノロジーの進化から機器を、またそれらを結びつける対話や表現を学ぶことで、トータルな商品デザインとして機器のインターフェースデザインを学びます。
ロボティクス③
プロジェクト演習
課題を自ら提起し解決策を考案します。調査、分析、企画からUIデザイン、宣伝・販売方法をトータルに学びます。また、ロボティクス、Linux、データベース設計などを実践的に学びます(写真は電子部品の買い出しの様子)。

研究テーマ例

利用者の好みや思考にマッチしたインタフェースのデザイン
ユーザーエクスペリエンスデザイン研究室:吉武 良治 教授
スマホアプリや銀行ATM、駅のサイネージやサインなど、あらゆるものがデザイン対象です。人間工学実験や心理・物理計測、視線計測などに基づいて、よりわかりやすく、心地よい使用感の製品やインタフェースをデザインします。
利用者の好みや思考にマッチしたインタフェースのデザイン1視線の動きからメンタルモデル構築度合い等の指標を提案し、使いやすさをデザインします
利用者の好みや思考にマッチしたインタフェースのデザイン2公共機器や情報機器のタッチインタフェースを人間工学的な分析に基づいてデザインします

海外との活動事例

異文化体験によるデザインワークショップ
感性インタラクションデザイン研究室 × タイ/プリンス・オブ・ソンクラー大学
タイのPrince of Songkla University, Phuket CampusのFaculty of Technology and Environmentとデザイン工学部が行うグローバルPBLで、「Universal Design with IT」というテーマで認識を共有する時間を持ちました。
異文化体験によるデザインワークショップ110月の派遣グローバルPBLのPSUキャンパスでの集合写真
異文化体験によるデザインワークショップ2各グループの調査結果とそれを踏まえた課題設定についての中間発表