ロボット・ネットワーク研究領域

研究リーダー機械機能工学科 教授 松日楽 信人
主要な研究テーマ(1) 移動ロボット:
搬送ロボットによりショッピングセンタとマンションなど施設間を巡回し、荷物などを自律搬送する。また、マンションなどの施設内では移動ロボットにより運搬された荷物を個別の部屋などに自律搬送する。遠隔操作との融合により、判断困難な状況でも柔軟な行動を実施する。
(2) コミュニケーションロボット:
案内やコミュニティでの情報インタフェースとして、道や店舗案内の他に、各ロボットの状況把握により移動ロボットの呼び寄せ、ロボット間連携により荷物の注文や受け取りなどを中継する。
(3) シニアカー用自動運転セットボックス:
既存のシニアカーを自動運転、案内、見守り機能を追加するセットボックス開発(自動走行研究領域との共同研究)
ロボット・ネットワーク研究領域
モビリティも含め、移動ロボット、コミュニケーションロボットなど多種多様なロボットを分散、ネットワーク化し、コミュニティ(地域)の中で屋内・屋外を巡回させ、人・ロボット・ものの情報を共有化し、人の移動を支援、ものの移動を支援する。

これにより、高齢社会における一人暮らし高齢者の外出支援や買い物支援、情報化社会において急増する物流を支援し、安心で快適な社会の実現を目指す。なお、コミュニティロボティクスとはコミュニティ内での社会活動のダイナミクス(コミュニティダイナミクス)をコントロール・活性化させる技術である。