小川 晃平 さんが電子情報通信学会情報ネットワーク研究会で優秀発表賞を受賞

【研究の目的】
分散情報処理ネットワークでのサーバに関する制御を的確に行うことで平均的な通信量を小さくすることです。

【研究内容】
ネットワーク上で情報を処理する際、一箇所に集めて処理するのではなく、分散させたサーバで処理をするエッジコンピューティングという考え方があります。
この研究は、分散させたサーバの配置に、データのクラスタリングに用いられる手法から着想を得たアルゴリズムを用いることで、処理負荷の偏りを防ぐものです。
 
【今後の展望】
​無駄な通信を減らすことで、エネルギーの節約や資源の節約につながると考えています。
また、エッジコンピューティングが当たり前になることによって、強力なコンピュータの必要な作業が、それなしで簡単に行えるようにできると考えています。