デザイン工学科の「プロジェクト演習」で企業と学生のコラボによる作品が製品化

2023/02/08
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デザイン工学科の3年次に行われる授業、「プロジェクト演習」で学生らが企業とコラボした作品が製品化されました(それぞれ販売日は未定)。
このプロジェクト演習授業では、学生が自ら課題を提起し、企業や自治体などと一緒に「具体的なプロジェクト」として解決策を考案します。そして調査、分析、企画から製品デザイン、プロモーション・販売方法までをトータルに学びことができる授業です。その他、機械製図、CAD、切削加工、各種成形法なども実践的に経験する場となっています。
今回、製品化された商品の一部をご紹介します。
①cy19045小林詩織Hangard_ページ_1
作品名:ハンガード(株式会社 ナルシマ×デザイン工学科 4年 小林詩織さん)

好きな写真や自分で描いた絵を、そのまま飾れるはがきにしてインテリアに。壁のガーランドや画鋲にかけることが可能。
作品名:おはなてがみ(株式会社 ナルシマ×デザイン工学科 4年 伊藤美空 さん)

入院中の患者さんなど外出ができない人へのお見舞いのメッセージとして考案。箱を振るとさくらがひろひらと舞い落ちることで、外出せずに季節を感じることができる。
②cy19077伊藤美空おはなてがみ_ページ_1
②cy19077伊藤美空おはなてがみ_ページ_4
作品名:障子でto do list(株式会社TSUKUMO×デザイン工学科 4年 伊藤美空さん)

to do listを障子にすることで、達成後の穴開けを楽しみを感じながらto doをこなすことができる。
作品名:ぷかぷかビーサン(株式会社TSUKUMO×デザイン工学科 4年 芭蕉宮遥佳さん)

子どもが海に入る際、それまで履いていたビーチサンダルが砂浜で行方不明になることがある。ビーチサンダルをビート版と一体化させることで、ビーチサンダルをなくさなくなる。ビーチサンダル生産時に出ている多くの端材を、余すことなく利用することもできる。
③cy19017芭蕉宮遥佳プカプカビーサン_ページ_1
④cy19037_佐藤翼ヒモサン_ページ_1
作品名:ヒモサン(株式会社TSUKUMO×デザイン工学科 4年 佐藤翼さん)

従来のビーチサンダルは歩く際にかかとが浮いてしまい、機動性にかける 部分が問題点だと感じていた。鼻緒部分に穴を開け、紐を通すことでホー ルド感を高め、サンダルが脱げにくくなるようにした。
画像1
デザイン工学科 橋田規子教授のコメント
3年生前期の演習授業の中から優れたアイデアを製品化しました。
アイデアから実際の商品にするには、さらなる詳細検討が必要で、これらのことを学生たちが経験できたことが良かったと思います。
1年近くかかりましたが素敵なものに仕上がりました。
ご協力いただいた企業様、ありがとうございました。
●IMG_7260_840_560デザイン工学科 4年 小林詩織さん
●IMG_7257_840_560デザイン工学科 4年 伊藤美空さん
●IMG_7253_840_560デザイン工学科 4年 芭蕉宮遥佳さん
●IMG_7250_840_560デザイン工学科 4年 佐藤翼さん
●IMG_7243_840_560
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プロジェクト演習にご協力いただいた企業様