萩原 景太 さん、植竹 涼 さん、梁 隽 さん、栗原 蒼太 さんがenPiT サマースクール 2022にて優秀賞を受賞

2023/01/10
  • 情報工学科

【受賞者】
萩原 景太 さん(情報工学科 4 年)
植竹 涼 さん(情報工学科 4 年)
梁 隽 さん(電気電子情報工 学専攻 1 年)
栗原 蒼太 さん(情報工学科 4 年)

【指導教員】
菅谷 みどり 教授(情報工学科)

【学会名】
enPiT サマースクール 2022

【賞名】
優秀賞

【論文題目】
ドローンを使った授業支援サービス
enPiT サマースクール 2022優秀賞本文
【研究目的】
成長分野を支える情報技術人材の育成を目的としたプログラムです。
プログラムを通じてシステムを作る技術力、開発工程を進める能力、プロジェクト管理の能力、ソフトスキルを会得します。
今年度は8大学14チームが出場しました。
2チームずつのペアになり、ペア内でお互いが顧客と企業のロールを担いました。
2週間にわたって行われた本プログラムでは、最初の2日間で開発手法、開発ツール、組み込み分野の開発に使用するフレームワークについて勉強しました。
勉強したことを元に、次の5日間で企業側は顧客側の要望調査と、ソリューションの提案をしました。
残りの1週間で開発し、最終発表で成果物のお披露目となりました。

【研究内容】
今年度はROSと呼ばれるロボット制御のフレームワークを用いて社会に役立つドローンを使ったサービスを開発することがテーマでした。
そこで我々のチームはドローンによる授業支援サービスを提案しました。
このサービスは教師の負担が少なく、学生にとって質問しやすく、質の高い授業を提供することを目的として、ドローンが教師の代わりに教室を巡回します。
手が止まっている学生を発見した場合は、教師に通知し、対応を促します。
また、居眠りしている学生がいた場合は、ドローンが飛行する際に発生させる風を当てて授業への参加を促し、雰囲気が悪くならないように努めます。
授業中ペアチームの要望とチームメンバの得意分野を考慮したソリューションを提案したことで、チームメンバ各々の異なる背景知識を活かすことができ、他のチームには成せないサービスを開発できました。
多様性の重要さを実感しました。

【今後の展望】
我々はこのプログラムでチーム開発(チームワーク)、組み込み分野のフレームワークのノウハウ(技術)を得ました。
技術面においては、我々の研究室の研究分野である組み込み、ロボット分野への研究に今回使ったフレームワークへの知識を活用したいと考えます。
チームワークの 面では我々の研究室内の様々なプロジェクトにおいて、チーム開発の経験を活かしていきたいと考えます。
将来的に社会に出たときには、チームで活躍し、チーム全体としても成功を収められるようになりたいです。
AWARD優秀賞芝工大2 (1)-1

お問い合わせ


芝浦工業大学 企画広報課

〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5(豊洲キャンパス本部棟2階)

TEL:03-5859-7070 / FAX:03-5859-7071

E-mail:koho@ow.shibaura-it.ac.jp