「芝浦工業大学卒業生に聞く!NHKで働くってこんなこと」セミナー開催

2022/05/25
  • 学び
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2022年5月19日、NHK大学セミナー「芝浦工業大学卒業生に聞く!NHKで働くってこんなこと」が大宮キャンパスで開催されました。豊洲キャンパスへも同時配信しており、放送業界に興味を持つ幅広い学年の学生が参加しました。
日本放送協会(NHK)で技術職として勤務している、芝浦工業大学の卒業生2人が司会者の質問に答えていく対談形式で、学生時代の思い出から、就職活動、具体的な仕事内容など多くの質問がされました。
2016年に電子情報システム学科を卒業した佐藤さんは、日本で唯一の放送に特化した研究所である、放送技術研究所について紹介。手話CG、画像・音声解析、AR/VRなど幅広い研究分野のなかで、自身の研究分野である「放送とネットのコンテンツを区別なく扱う」ためのプラットフォームづくりについて、詳しく話がありました。
1992年に電気電子情報工学専攻を修了した井出さんは、初めて勤務した秋田放送局で選挙の開票現場やお天気カメラからの放送など、撮影現場での様々な経験を共有しました。学生時代には「人間の面白さを知っておくべき」として、アルバイトなど多くの人と接することをアドバイスしました。

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参加学生のコメント

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システム理工学専攻1年 宮田朋実さん
NHKは朝ドラやニュースなどをよく観ていて、コンテンツ制作に興味があり参加しました。普段から国際貢献に興味があり、「NHKの得意とする偏りのない公平な報道で、視聴者の意識を変えることも国内に居ながらできる国際貢献の一つだ」と考えるようになったのがきっかけです。セミナーでは、リモコンで投票ができる双方向機能など、いつの間にか導入された技術の裏には多くの研究者・技術者の存在があることに驚きました。
電気工学科1年 張谷草太さん
大宮スクールバスに張られたポスターに、「放送技術研究所」の文字を見て参加しました。大学受験の時に、将来研究職に就くのはどうだろうかと考え、国内の研究所をいろいろと調べたことがあり、放送技術研究所のことを知っていました。
富士山の山開き報道をするため、送信設備を背負って登山する地方局での仕事など、放送にかかわる仕事の幅広さを知ることができ、最後まで楽しくセミナー参加できました。
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