村上 斉志郎さんが2021年度 日本建築学会大会(東海)学術講演会 環境工学委員会で若手優秀発表賞を受賞

2022/03/26
  • 建築学専攻

【受賞者】
村上 斉志郎 さん(建築学専攻1年)

【指導教員】
増田 幸宏 教授(環境システム学科)

【学会名】
2021年度 日本建築学会大会(東海)学術講演会 環境工学委員会

【賞名】
若手優秀発表賞

【発表題目】
COVID-19による働き方や暮らし方の変化が建築・都市にもたらす影響に関する研究 - 鉄道輸送・駅周辺の人口動態やビルのエネルギー需要の変化に関する調査-
受賞本文写真_村上さん
【研究目的】
COVID-19による働き方やそれによる暮らし方の変化が都市・建築分野にどのような影響もたらすか、に興味を持ち、本研究は、都市分野では郊外住宅地と都心部との人の移動の変化を、建築分野ではオフィスや住宅のエネルギー需要の変化などを明らかにすることを目的としました。

【研究内容】
本研究では3つの観点から調査をしました。
一つ目は首都圏私鉄8社を対象に定期の輸送人員の推移を、二つ目はモバイル空間統計人口マップを用いて都心駅と郊外駅周辺の人口動態の変化を、三つ目は都心部のオフィスビルのエネルギー消費量の変化を調査し、COVID-19以降の変化を明らかにしました。

【今後の展望】
COVID-19を背景としたテレワークなどの在宅勤務の普及は建物・住宅・交通機関等のエネルギー消費にも大きく影響します。
本研究を通じて2050年カーボンニュートラル向けた都市の有り様を考えることに役立てていきたいと考えています。

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