高橋 洸さんが2021年度日本建築学会大会(東海) 学術講演会で情報システム技術部門 若手優秀発表賞を受賞

2022/02/03
  • 建築学専攻
【受賞者】
高橋 洸 さん(建築学専攻1年)

【指導教員】
志手 一哉 教授(建築学科)

【学会名】
2021年度 日本建築学会大会(東海)学術講演会

【賞名】
情報システム技術部門 若手優秀発表賞

【発表題目】
セマンティックウェブによる建物データのシームレスな交換のための研究
受賞本文写真_高橋さん
【研究目的】
建設業では、BIM(Building Information Modeling)で建物データを一元管理する提案がなされています。しかし、データが分散された状態でも相互運用性を確保できる方が、データを活用する幅が大きく広がります。本研究の目的は、セマンティックウェブを用いてデータを分散したまま建物情報のコンピュータ処理を可能とすることです。

【研究内容】
BIMのデータである「IFC」、 BIMと維持管理ソフトを繋ぐ標準フォーマットの「COBie」、公共施設管理システムである「BIMMS」という3種のスキームをセマンティックウェブへと適応し、様々なパターンでクエリの検証をすることで、分散されたデータをコンピュータ処理することが可能であることを立証しました。

【今後の展望】
今後は、この研究を発展させ、データをいかにして容易に作成、利用できるようにするかを追求していきます。具体的には、webや各社データベースを連携し、共通データを蓄積できるようにしていこうと考えます。

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