オンラインを活用した授業の質向上の取り組みが、文科省サイトで好事例として紹介されました

2021/01/21
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好事例として文科省が発表

芝浦工業大学が教職学(教員・職員・学生)協働で取り組むオンラインを活用した授業の質向上が、文部科学省のWebサイトで全国13の国公私立大学のうちの一つとして、冒頭で紹介されました。

コロナ禍の中で学生の理解・納得を得るための大学の工夫例(文部科学省Webサイト)


これは、9月の文部科学省よる調査で後期授業を対面で実施する割合が半分未満と回答した大学・高等専門学校を対象に、
  • 授業の実施状況
  • 学生の理解・納得を得るための取組状況
  • 各大学において行われている様々な工夫
などを、さらに調査。
その回答から好事例として文部科学省がまとめて公表したものです。

「教職学協働」で、新たな授業スタイルを構築

芝浦工業大学では今般の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行を受け、前期は全授業をオンラインで実施。後期は約3割を対面として、オンラインを活用した「ハイブリッド授業」「ブレンディッドラーニング」など対面とオンラインを併用した新たな授業スタイルを、教職学協働で構築しました。
授業の実施にあたっては、4月から12月まで全13回にわたるFD・SD研究会を実施。非常勤講師や各部署を横断して授業のサポートにあたる職員も含めた教職員で、オンラインを活用した授業のための知見を共有しています。
また学生自治会が行った学生アンケートや、大学と学生団体との意見交換会の意見などから学生の声を吸い上げ、後期の授業開講方針を決定し、授業を実施しています。

※FD = Faculty development、教育組織および教員が主 体となって行う教育改善、教える技術や方法の向上・開発などを目的とした組織的な各種の取り組み
※ SD = Staff development、教職員が大学などの運営に 必要な知識・技能を身に付け、能力・資質を向上させるための研修


「コロナ後」も反転授業などでオンラインツールを積極的に活用

今後は反転授業など、オンラインを活用したブレンディッドラーニングの割合を増やして授業(特に講義科目)の理解度を向上させるほか、対面での受講とオンラインでの受講を組み合わせたハイブリッド授業などを実施します。
今回の文科省で好事例として紹介されたことや、このように今後もオンラインを活用する方針を明確に示していることから、マスメディアからも注目を浴びています。
「コロナ禍」のみならず「コロナ後」も、教育にオンラインツールを積極的に活用し、教育・学修成果の質保証に取り組んでいきます。

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